日陰
君の出番は今じゃない⭐︎キラン
帽子かぶって
何気なく自分の部屋を見渡してみると、一つの帽子が目にはいった。
私はその帽子をかぶってみるとなぜだか
昔の思い出が蘇ってきた。
私が小学生の頃、誰か(女子)の帽子をとって、取り返す
帽子版バカ回しが流行っていた。
私の帽子はいつものように、昼休みにその遊びをしていて
帽子を取り返そうとしていた。
走り回るのにつかれて、そろそろ諦めようとしていた時、
ぽすっ
頭に何かが乗ったことに気がついた。
後ろを振り向くと、私の片思いの相手…つーくんがいた。
「帽子取り返してきた」
と、眩しい笑顔を向けてくる。
「あ、ありがと」
その行動と笑顔がカッコ良すぎてつい、
見惚れてしまっていた。
懐かしい思い出に浸り終わり少しの間、かぶっていた帽子を
また、棚の上に戻した。
あ〜あ。また会いたいな。
小さな勇気
私は小さな勇気をちょこちょこ使うより、その勇気をた〜くさん貯めておぉ〜きくして使うのが好きなんだ〜!
(人によるけど……。)
勇気ってのは目に見えないけど、ここじゃ!って思って勇気を使うのってドキドキするよね〜。私はあのドキドキが好き!
本当に勇気が必要、ここで使いたい!って思う自分にしたがって、「失敗したらどうしよう」とか「間違ったら笑われる」
とかっていういやなイメージがあったり、
経験した人とかもいると思う。
これはとっても難しいことだって知っているからこそ思うんだ。
小さな勇気でも、大きな勇気でも、どんな勇気でも、
勇気を出すことのできる人はかっこいい!
わぁ!
愛しいあなたは、嬉しい時、楽しい時、決まって「わぁ!」
と言っていた。
私はその一言が大好きだ。
あなたの澄んだ声が大好きな言葉と共に私に届けてくれる。
あなたが自分の気持ちを、感情を表に出してくれるのが私は
とてつもなく嬉しかった。
そんなことを考えながらあなたを待っていたら、後ろから、、
「わぁ!」
私は今、初めて、あなたの新しい「わぁ!」と出会った。
終わらない物語
わあ!たくさんの一年生が入学してくる!
この光景を見るのも、19回目か〜。
この間、卒業しちゃったあの子たちは中学生楽しめるかな?
ボク、ココでそれぞれの子供たちの無事を6年間
見守るのが仕事なんだ〜!みんなの笑い声が響いているのって、とぉーっても嬉しいんだよね!
みんなの物語に残ることができてとっても光栄だ。
ボクは壊れるまで、永遠に、みんなの6年間の物語を一緒に過ごすことができるんだ!
ボクはボクのこの人生を
「終わらない物語」と名づけることにしよ!