Kou

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2/1/2025, 11:24:35 AM

バイバイ


私は一日の中で友達と喋りながら帰る帰り道が一番好きだ。
今日はみんな部活がなくて一緒に帰れる日で、学校で起きた事、好きな人の話、たくさんの話に夢中になって話していた。

気づいたらいつもの交差点だった。私たちはみんなここの分かれ道で別れる。楽しかった時間はあっという間で少し寂しい。

「「「じゃあね!」」」
「バイバーイ!」
 
(はぁ〜、一緒に帰れるのまた一週間後か)
「寂しいの?」

突然、君の声がした。
「えっ……もしかして声に出てた?」
「うん。」
「…まあそうだね、寂しいかな」
「じゃあ、また明日一緒帰ろ!」
「あれ?部活は?」
「明日も休み〜。だから一緒帰ろ〜!」
「ふふっ、ありがと」
そして君はにかっと笑って、、、

「バイバイ!」
「!バイバーイ!また明日!!」

明日が楽しみだ!!

1/31/2025, 1:58:07 PM

旅の途中


ボクは世界を旅する。2人の友と一緒に。

ボクはちょうど二年前に、この旅を始めた。あの頃は1人で1人なりに楽しんでいたのだけれど、、、。

とうとう、世界を一周回ってしまったんだ。
そしてやりたいこともなく、適当にそこら辺を彷徨っていたら
2人を見つけたんだ。

それからボクらは3人で新たな旅を始めた。

1人の友人は飛ぶのが苦手だった。だから一緒に飛んだ。でも、その子は1人では見つけられないものを見つけることができた。

もう1人の友人は自分のことばかり話すような人だった。
…正直苦手だった。でも、ボクらが落ち込んでいたりしたら、一生懸命慰めてくれた。

いつのまにかボクは彼らのことが大好きになっていた!1人の寂しい旅が途中でとぉ〜っても楽しくてたまらなくなった。

自分や相手の短所を補い、補われることで自分が成長するし、今までよりももっと自分自身の旅が楽しくなる!


これがボクの旅!……旅は終わったって思ったでしょ!
          何言ってるの?!
     ボクの旅はまだまだ途中に過ぎないよ!

1/30/2025, 2:37:29 PM

まだ知らない君


みんなが知っている君がいて、誰も知らない。
君でさえも知らない君がいる。

そんな知らない君を、君自身が見つけていくもの。
それが人生というものなのではないのか。

君の人生の終わりでやっと、
君の全てを知る事ができるはずだ。

知らない君を見つけたいのならば、最後までやり抜くべし!



これから(も)、たくさんの日々が、誰もまだ知らない君を一足早く見つけて、君の毎日が楽しくなりますように。

1/30/2025, 7:14:16 AM

日陰



        君の出番は今じゃない⭐︎キラン

1/28/2025, 1:17:04 PM

帽子かぶって


何気なく自分の部屋を見渡してみると、一つの帽子が目にはいった。
私はその帽子をかぶってみるとなぜだか
昔の思い出が蘇ってきた。

私が小学生の頃、誰か(女子)の帽子をとって、取り返す
帽子版バカ回しが流行っていた。
私の帽子はいつものように、昼休みにその遊びをしていて
帽子を取り返そうとしていた。
走り回るのにつかれて、そろそろ諦めようとしていた時、

ぽすっ

頭に何かが乗ったことに気がついた。
後ろを振り向くと、私の片思いの相手…つーくんがいた。

「帽子取り返してきた」

と、眩しい笑顔を向けてくる。

「あ、ありがと」

その行動と笑顔がカッコ良すぎてつい、
見惚れてしまっていた。


懐かしい思い出に浸り終わり少しの間、かぶっていた帽子を
また、棚の上に戻した。

あ〜あ。また会いたいな。

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