鴨居

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2/7/2025, 10:45:45 AM

恨めしいと言わんばかりに、先程飲みきったコーヒーカップの縁をなぞる。
嬉しそうに話す貴女の耳で光り躍る、何処の馬の骨が贈ったかもわからない飾りが目障りで。
思わず睨み付けてしまうこの視線に、どうか貴女が気付きませんようにと願うばかりである。

2/5/2025, 11:12:51 AM

きらきらひかる貴女を見た
私を射抜くその瞳が何とも恐ろしく
居心地の悪さを感じつつも
私の底を知りたがる貴女の心を愛したくなった

1/5/2025, 11:15:43 AM

寒空の雲の輪郭が朝日に溶けて
自分の吐く息で睫毛が濡れて
頬にあたる冷たさがたまに心地好くて
そんな日々を私は酷く愛している

12/13/2024, 12:04:38 PM

なんてことのない日々だけれど
貴方が放つひとつひとつの言葉が私の芯を温め
ゆっくりと、私という人間を解いてくれるのです

11/13/2024, 12:55:11 PM

額縁の中、冴えた笑みの君
受け入れ難い華やかさ
いつかになぞった輪郭を僕は忘失する

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