瑚海木 葉成

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4/14/2024, 2:40:56 PM

【どこかのだれかの物語】

「神様へ」 〇月△日‪×曜日

僕は言った。
「願い事するの早かったね。」

君は言った。
「神様に祈っても、僕のお願いは
あんまり叶えてもらったためしがないんだ_。」

あの時、君は神様に嫌味が聞こえるように
空を見上げて言ったんだっけな_。







_後日、君は自殺した。

遺書によると大切な人がいなくなったことが原因の後追いらしい。


4/13/2024, 2:47:42 PM

【僕の物語の一節】

「快晴」

空に向かって咲く君の笑顔が、

どこまでもどこまでも広がる

快晴のようで、

僕はその広い広い空に

綿雲のように浮かんでみたかった。