全部自分頭の下の出来事。
嗚呼凡人には分からないね。
上から見るこの景色が。
残念、残念なこと。
ほんの一握りの私。
そんじょそこらとは違う私。
私はいつでも一等星。
そして唯一無二。
だからかな
いつも孤独を感じてる。
–優越感、劣等感–
いつも通りカーテンを開けて
8枚切りのパンを食べる。
仲のいい友達と会って
気になるあの子と自然に話して
家族仲良く夜ご飯を食べる。
ごく普通で当たり前。
ごくふつうであたりまえ。
かぞくなかよくよるごはんをたべる。
きになるあのことしぜんにはなして
なかのいいともだちとあって
はちまいぎりのぱんをたべる。
いつもどおりかーてんあけて
目が、めがさめて
はやく、さめて
–目が覚めると–
人間がいなければ光らない。
敢えて「わたしはここにいます。」と
主張する。
狩って下さい。殺して下さい。
言わんばかりに光る。
でも、本当は。
「ただいま。」「おかえり。」「お疲れ様。」
君が無事に帰ってくることを祈る光。
帰るまでの道案内。
帰ってからのセーブポイント。
そんな場所があちこちに。
帰ってきて下さい。無事でいて下さい。
ただいま。おかえり。
–街の明かり–
こちらだけが友達と思っていた
勘違いだった。
本当は嫌いだった
友達なんて思ってなかった。
でも幼い頃は
知り合いではなく友達
それしか知らなかったの。
相手の心をボロボロにしない程度に
上手に嫌い嫌われる
そして都合のいい時だけ
友達なんて刃を振りかざす
知り合い。だけど友達。
–友達の思い出–
都会の夜の街をひっくり返した空模様。
先人の暇つぶしが形を織りなす星々。
始まりがあれば終わりがあるのに
まるで永遠を感じるほど
昔を眺める星。
宇宙のガスが地球の夜を
こんなに彩ってくれるのに
地球は負けじと光ってしまう。
私もきっと星になった。
きっとあの星が、私なんだ。
何億光年と言う不思議な単位を
ぼーっと眺めたいのに
地球は負けじと光ってしまう。
–星空–