深海まで沈んで
浮かび上がった
暖かな太陽と
鳥の声と
波の音がした
大音量の無音
無音の大音量
もうしばらく
ここにいさせて
ないものねだり
星が溢れる
星は溢れた
わたしを越えて
重ねた瞬間
溶け出したのか滲んだのか
和らいだのか、風化したのか。
兎に角溢れた
わたしを埋め尽くした
冬の新しい風
記憶にない春
夏の雨、奇跡のように綺麗だった夕方、
ピンクの空にかかったあなたへの虹
記憶にない秋
冬に溶け出した緑の夕方
地平線のオレンジ
記憶にない冬
世界を綺麗にした雪のカオリ
星は溢れた
あなたを連れてきた
星は溢れた
私はもうすぐあける冬眠の先で
わたしは何を記憶し
わたしは何を選び
わたしはこの星をどう空へ還すのだろう
何のためにかくのか
本当に書きたいことはなんなのか
わたしを彩る希望はひとつでなくて
春の雪のような
なつのよるの虹のあとの空
悲鳴あげたココロがしぼりだした
祈りにもにたような叫びは
空へ還り、雪を降らす
もう直ぐ春になる
わたしはこのあと、どんな花を咲かせるのだろう
何のために咲かせるを考えるのはやめた
だって、わたしの為にさかすことができるのは、わたしだけなのだから
わたしがわたしを知るために
わたしがわたしのまま、わたしでいいと言ってもらえた、わたしでいるために
わたしは、わたしが何者であるかを探す迷路にまだいる
わたしのすきなわたしと
自動で動くわたしと
多分ほんとのわたしがいる
わたしはほんとのわたしが分からない
ここに書くとき、わたしは少し自由になれる気がする
お帰りください。わたしはもう大丈夫です。ありがとうございます。
と呟くと、光が飛びだして、四方に一瞬で散った
身体と肩はまだまだ重い
まだいようか?と大きな甲冑服の武将に問われた
ありがとう。まだ少し見守ってください
わたしがわたしの欲望のまま
わたしらしいわたしをもうすぐ見つける時まで
欲望
君は今
小学生のときに、1クラスしかない、小学校と中学で生徒も変わらない、小さな世界で、
八年間片思いした、クラスの男の子
今は顔もおぼろげにしか、思い出せない
きちんと会話した記憶もあまりなくて
今思えば、目ががあったことも、そういえばなかった
小学生の低学年の時、夏の自由工作にあの子が作った赤い屋根の家をもらった。
すごく綺麗にできていたから、すごいね。と伝えただけだっけんだけど、わたしはなぜか嬉しかった
中学生のバレンタインに、一緒に入っていた生徒会のみんなと、バンドを組んでたみんなにばら撒きした、一口のチョコのお返しに
かわいい小さな、犬のぬいぐるみをもらった
犬もぬいぐるみも、あの時のわたしは好きじゃなかった
思い出はそれくらい。
9年間も、毎日同じ教室にいたのに、
教室の中の彼をおもいだせない。
野球をしていたきがする。ピッチャーだったかキャッチャーだったようなきもする。
テニス部にいたような気もする
修学旅行、一緒の班だったようなきもする
9年間、毎日同じ空を見ていたはずなのに
彼のことを何も思い出せない。
彼の声も、覚えていない。いや正確に言うと、
多分知らない。
でも、キミは定期的に夢にでてくる。その夢はとても幸せだ
わたしはその時のわたしで、わたしはいつもとてもみたされていた
思えば、その小さな世界の9年間
わたしは、誰かと本当の話をしたことがなかった
先生が求める言葉
周りのみんなにあわせた会話
場をつなぎ、雰囲気をあわせ、本当が何かさえ知らなかったんだと気がついた
キミは今
わたしは今、
キミを思い出して、わたしを思い出した
春の風がすき
夏の風がすき
秋の風も、冬の匂いもすき
変わらないわたしがいた
わたしは、すぐに忘れてしまうけど、
私はいつも、私の好きな空をさがして、心地よい風の中にいる。その時間が今もあることと、
変わらないわたしがすきだと思った
それから、相変わらず、本音で人と話をしないわたしをすごいな。と理解し、褒めてあげたくなった