récit

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9/8/2025, 11:39:42 PM

右を見て、左を見て、真ん中をあまりにも意識しすぎると、個性が薄れてしまって仲間が離れてしまうかもしれない。

外を見て、内側も見つめて、上を見たり下を見たり、猛暑の中、何か小さい秋を見つけたかい?

「仲間になれなくて」

9/7/2025, 11:46:26 AM

君は傘もささずレインコートも羽織らずに、雨の日には活発に彷徨く。
そんな君に出会った日には、きっと僕の日常が乾いてしまう。
だから、雨の降る日は山歩きなんて絶対に避けることにしてるのさ。

お題「雨と君」

9/7/2025, 6:50:20 AM

誰もいない教室から始まる。
何かがいるような気がして、外に出ればいいものを、彼は小学校のカイダンを上り奥へ奥へと進んでいく。

ホラね、お決まりの原点さ。

何してるのかなぁ、あの頃のみんな。

お題「誰もいない教室」

9/6/2025, 3:25:25 AM

真夜中の赤信号の色は、鮮やかな美しさを放っていた。

全てが不確かなものに思える中で、君が隣にいてくれることが僕の中でいつまでも温かく燃えている電気信号を僕は知っている。

お題「信号」

9/4/2025, 10:54:51 PM

無口な言葉は、選別され水のように分解し、透明な花びらに変わる。
その花びらたちは、何処かの語彙録に静かに保管されている。
そして、いつの日か適切な色を纏って誰かの心の中で溢れ出すのを待っている。


お題 言い出せなかった「  」

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