récit

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2/3/2024, 11:19:23 PM

エルフは1000年先も世界を歩き続けた。そこは未来の風で満たされクリーンなエネルギーが溢れていた。
復元された森の秩序は健やかで心地よさを感じながら歩いた。
街では人々が幸福を追求する新たな技術をさらに創り出しているようだった。
人々も長生きになり笑顔で過ごしている。
世界は豊かさに満ちていてエルフは安心しながら歩き続けた。
でもどこからか争いの音が聞こえてくる。エルフがそこに近づくと人々の間の大きな争いを目撃した。
エルフは、人間の本質は変わらないのだと改めて理解した。

エルフは2000年先も歩き続ける。

題「1000年先も」
récit œuvre originale

2/2/2024, 12:20:43 PM

少女の手に小さく束ねた
可憐な忘れな草。

淡い恋の想い。

白いコットンワンピース。

初夏の風に
やさしく青く揺れる。

題「勿忘草(わすれなぐさ)」
récit œuvre originale

2/1/2024, 10:45:55 PM

お話シリーズNo.1

美しい乙女は青いブランコを漕ぎ続けていました。
空に届こうとして、いつまでもいつまでも百年千年と漕ぎ続けたのです。
全てを忘れ漕ぎ続けました。
それでも空には届きません。
神々は乙女のそんな姿を見て、乙女を空へと放ち星座にしました。
乙女はブランコの星座として夜空を輝かせているのです。

題 「ブランコ」
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☆ブランコノセイザハタブンアリマセン、ソウサクデス

1/31/2024, 11:19:05 PM

旅路の果ては新たな旅へのスタートの地。

題「旅路の果てに」
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1/31/2024, 1:08:49 AM

浅煎りの珈琲を
ハンドドリップで淹れる。
この湯気立つ香りを
届けたい。

かろやかなこの一杯に
くつろぎの気持ちを注ぐ。


題「あなたに届けたい」
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