récit

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2/2/2024, 12:20:43 PM

少女の手に小さく束ねた
可憐な忘れな草。

淡い恋の想い。

白いコットンワンピース。

初夏の風に
やさしく青く揺れる。

題「勿忘草(わすれなぐさ)」
récit œuvre originale

2/1/2024, 10:45:55 PM

お話シリーズNo.1

美しい乙女は青いブランコを漕ぎ続けていました。
空に届こうとして、いつまでもいつまでも百年千年と漕ぎ続けたのです。
全てを忘れ漕ぎ続けました。
それでも空には届きません。
神々は乙女のそんな姿を見て、乙女を空へと放ち星座にしました。
乙女はブランコの星座として夜空を輝かせているのです。

題 「ブランコ」
récit œuvre originale

☆ブランコノセイザハタブンアリマセン、ソウサクデス

1/31/2024, 11:19:05 PM

旅路の果ては新たな旅へのスタートの地。

題「旅路の果てに」
récit œuvre originale

1/31/2024, 1:08:49 AM

浅煎りの珈琲を
ハンドドリップで淹れる。
この湯気立つ香りを
届けたい。

かろやかなこの一杯に
くつろぎの気持ちを注ぐ。


題「あなたに届けたい」
récit œuvre originale

1/29/2024, 1:56:31 AM

ビルの間から見える雲の流れ。
凛と立つ寒さに負けない緑の街路樹。
北欧のインテリアショップ。
美味しい噂の新しいカフェ。
春の予感の靴のお店。

街の彩りの中を歩く。

活気に息づく時間を君と。

題「街へ」
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