6/9/2023, 1:04:55 AM
選択して、進んで
また選択して、進んで
生きていると岐路はいくつも出てくるから
ずっと肩を並べて歩いていくのは難しい
またいつか、何処かで道が交わるときまで
少しの間、さようなら
(岐路)
6/1/2023, 10:56:31 AM
梅雨時に思い出すのは紫陽花の色
土の様子で色が変わると教えてくれたのは君だった
僕と一緒にいた時の君と
あの子と一緒にいる今の君が
こんなにも違ってみえるのは何のせいなのだろう
(梅雨)
5/17/2023, 11:56:29 PM
真夜中の空気は昼間と違う味がする
昼間は隠されている何がが浮き彫りになって見える
ザラザラとした本来の姿が、日の光でなめらかにされてしまっているんだ
そのままの空気を感じられる真夜中が、僕は好きだ
(真夜中)
5/14/2023, 11:25:54 AM
吹く風に身をまかせて生きてきた
緩やかに、時に強く
そんな流れに乗る方法だけを覚えてきた
凪いだ風、ただの空気に包まれ呆然とする
足があることに気がついたのは
その時が初めてだった
(風に身を任せて)
5/12/2023, 11:56:38 AM
共に過ごす時間がゆるやかに流れていた
あの頃とは違う自由を得たせいで
僕たちは絆が壊れるまでぶつかり合った
"いま"を純粋に、強く生きる
そんな子供のままでいられたら良かったのに
(子供のままで)