《 また明日 》
今日、学校であの子が面白い話をしてくれてね。
今日、公園で猫を見掛けたの。
今日、星座占いで最下位になっちゃった。きみは5位だった。
今日、英語の小テストで満点だった。
今日、居眠りしちゃって怒られた…。
一昨日も。昨日も。今日も。学校帰りにきみの部屋へ寄ったんだよ。
相変わらずアルコールの匂いが染み付いてて、散らかってないのにごちゃごちゃした部屋。
あたしが毎日話に来ても、きみは返事をくれないね。
ピッ、ピッ、…って、規則的な機械の音を鳴らすだけ。
それでもいいよ。管に繋がれて横たわるきみを見るのは辛いけれど
目を離した隙に居なくなるなんてさせない為に。
今日も。明日も。明後日も。ここに来るよ。
早く目が醒めますように。って。
……聞こえてないか。
じゃあね。寝坊助さん。
また明日。
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#3
《 心は透明で 》
何にでも全力で熱心な赤。
冷静で淡々としている青。
元気に周囲を照らす黄色。
どんな色も魅力があるけれど、私の心は透明。
透き通った、なにでもない色。
自分の好きなときに、好きな色を心に混ぜれば
心は人生を彩るキャンバスになる。
…欲しいものばかり混ぜたら、たまに失敗するけれど 笑
でも、それで良いと想えるくらいには
私は、私の色がすき。
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自分の心に素直になれる子、すごいなーって思います
ぼくからしたら「素直で凄い」ですが、
ほかの誰かからは「空気読めない」になるんですかね
自分の色のフィルターを付けすぎるのも、他人から染められるのを待つのも、
どちらも、またはそれ以外も。自分の色だと主張できたらいいですね
#2
《 理想のあなた 》
────朝。
寝起きの目には少々眩しすぎる陽の光が窓から差し込み、ぼくの顔を照らす。
ぼんやり暖かいそれが意識を覚醒させるものだから、んん。と唸って瞼を開いた。
ぬくいベッドで数秒ぼうっとして、そのうち体を起こした。冷たい床に足を付けば 向かう先は洗面所。
顔を洗う。朝にする至って平凡なこと。ぱしゃぱしゃと水を顔に当てて、目線をあげればふと鏡が視界に映る。
好きになれない、自分の顔。ぼくはぼく自身を愛せない。見たくなくてふいと視線を逸らす。
それとほぼ同時に。肩から重みが乗った。後ろから凭れ掛かられていた。
『 なあにしてんの 』
「 …いや、顔洗ってた 」
『 ふうん 』
眠たげな声で話し掛けて来た彼は、ぼくの親友であり愛する交際相手。
ぼくとは違い、理想を全て持っている…。
『 おれは好きだよ。お前のこと 』
さっきの、鏡から目を逸らしたの。見られていただろうか
突拍子も無く言われた言葉に狼狽える。
「 ぇ、急にどうしたの 」
『 んーん。言いたかっただけ。 』
なんだそれ。とつい吹き出す。毎日毎日 律儀にも伝えてくれる。
…今日も、ぼくの理想はぼくを愛してくれた。
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初めての使用でよく分からない>< 一言の方が良かっただろうか
ちょうどお題に合う書き溜めを持ってたのでコピペしました
#1