(空模様。)🦜
あのね。
ツバメしゃんが
飛ぶ姿は
青空が素晴らしく
似合う。🦜
《戦闘機みたいに飛ぶ。》
(でもね。)
「すずめ、には
青空は、似合わないし
どちらかと
言うと、
雨上がりの空が
似合うんだね。」🦜
✣少し、雨粒の残こる
草木の上を
羽ばたく姿は、
ヘリコプターが、
ホバリング、
している様に
見えるから
なんだね。🦜
(鏡。)🦜
あのね。
僕にそっくりで
僕が、睨むと
睨み返して、
僕が微笑むと
微笑み返す。🦜
・不思議な
雀、が居たんだよ。🦜
・なかなか、
姿が素敵だった。🦜
(だからね。)
「娘雀しゃん、に
教えてあげたらね。
そしたら
それは(鏡。)と
言う物で、
・雀は、鏡に
写った、
僕なんだだって。」🦜
【世の中には、
不思議な物が
有るんだと、僕は
感心したんだよ。】
(いつまでも捨てられ無い物。)🦜
僕が・・・ね。
まだ、巣立った
ばかりの頃、
僕の、生みの両親と
はぐれて
しまったんだよ。🦜
・僕は、まだ
自分で食べ物を
取れ無いから
お腹は減るし、
寒くて動け無く
なって、ブルブル
震えて居たんだね。🦜
(もう気絶して居たかも。)
・その時、
「名前も知らない
白い鳥がね、
自分の羽根の中に
僕を入れて
暖かくしてくれて、
食べ物をくれたんだよ。」🦜
✣その生命の、恩人が、
残していった。
《一本の白い羽根を
見るたび僕の生命が
有る事に、
涙が流れるんだよ。》
【きっと、その鳥は
神様の使いだと
想っているんだ。】
(誇らしさ。)🦜
僕は・・・ね。
・大鷲しゃん、みたいに
力強く無いし。🦜
・ハヤブサしゃん、
みたいに速く飛べ無い。🦜
・孔雀しゃん
みたいに美しくも無い🦜
(でもね。)
「お釈迦様が
亡くなる時に
形振り構わず
一生懸命
駆けつけたから。」🦜
【見た目は、
綺麗では無いけど、
他の鳥達にはでき無い。
✣幸せを、運ぶ役目の
眷属の一員に
なれたんだよ。】
(自転車に乗って。)🦜
あのね。
僕は雀だから
自転車には
乗れ無い。🦜
(でもね。)
「優しい、叔父さんが
自転車で
買い物に行く時に、
自転車のカゴに
僕を乗せて
くれるんだよ。」🦜
《その時に。》
✣僕の大好きな
ビスケットを
買ってくれるんだね。🦜
【だから、お礼に、
叔父さんが、大切に
育てている、野菜を
食べる虫を
僕が食べて
野菜を守っているんだよ】
・(少しだけ、野菜の種を
僕が、食べる事も
有るけどそれは
内緒にしてね。)
❝お願い。❞