(白い吐息。)🦜
あのね
白い吐息。とは
寒い日に吐く息が白く
見える現象で 13℃以下に
なると見え始めるんだね。🦜
・もちろん、雀の僕も
白い吐息。をするんだよ。
「先週の寒い朝、僕が
秋に実った木の種を
食べて居る処を
優しい、叔父しゃん。が
観て句を詠んだんだね。」
【息白く 雀がつつく 冬の種】
・だから、僕も句を
詠返したんだよ。
【息白く 両手にゴミの 家長かな】
・其処に、娘すずめ、しゃん。が
飛んで来て仲間に入れてと
云って句を詠んだね。
【息白く 飛び交う雀の 小さき影】
❞叔父、しゃん。はゴミ捨てが
終わると お家に僕達を
招いて 暖房を入れて、
蜜柑を食べさせてくれたんだよ。❝
《やはり、冬の果物。は
みかん。が一番だよね。》
🦜🦜🦜🦜🦜
(消えない灯り。)🦜
あのね
消えない灯り。とは
物理的に燃え尽きたり
吹き消さする事の
無い灯の事なんだね。🦜
【延暦寺 不滅の法灯。】
❞延暦7年、最澄が薬師如来の前に
弥勒菩薩。がお出ます迄
此の明かりが消える事無く
世の中を照らし人々を救う
願いを込めた灯、つまり
消えない灯り。なんだよ。🦜
❣僕が 電線の上から
比叡山。を見詰めて居たら、
娘すずめ、しゃん。が
僕の隣に留まり
お正月。も近いのに
ひな祭り、の替歌を
歌ったんだね。🦜
「灯りを点けたら、消えちゃつた〜、
お肌が荒れましょ、モモレンジャ〜、
5人揃えば、ゴレンジャー〜、
両方合わせて、ジュウレンジャー、
♫♫♫」
❣僕は びっくり、して
呆れ返り。 本当に
許婚者。に相応しいか
悩んだけど 小雀物語、未来編、
では 僕達の子孫が
弥勒菩薩。の眷属に為る筈だから
耳を塞いで聞かなかった事に
したんだよ。🦜🦜🦜🦜
🦜🦜🦜
(きらめく街並み。)🦜
あのね
僕達、すずめ。は日中に
行動する鳥なので
日暮れと共にお家に
帰り眠るので
きらめく街並み。を
見た事が有りません。🦜
「此の文章。に関しては
適切な 鳥、しゃん。が
居ますので 名前を
紹介しますので
そちらに書いて貰って
下さいね。」
【たち夜鷹、しゃん。】
❞決して、手抜きをして居る訳
では有りませんが
何分 幼い僕ですので
きらめく街並み。を夜あそび
すると お母しゃん。に
叱られるので、其処にの処を
察して頂くと大変有り難く
想いますので宜しくお願い致します。❝
🦜🦜🦜🦜
(秘密の手紙。)🦜
あのね
秘密の手紙。とは
他者に知られずに
送受信される手紙の事
なんだね。🦜
・僕と、娘すずめ、しゃん。は
許婚者 だから 他者に
絶対知られたく無い事を
伝える、秘密の手紙。の
方法を決めたんだね。🦜
【昔の忍者。の 秘密の手紙。】
1,鉛筆等、同じ太さの
棒を2本用意する。
2,棒に細長い紙を螺旋状に
巻き付ける。
3,棒を縦にして
秘密の手紙、を書く。
4,棒から紙を解き
相手に送る。
5,受け取り読む時は
同じ太さの棒に
巻き付けて読む。
❞此の方法て、僕は
娘すずめ、しゃん。に
大切なメッセージを送り
返事を待ったんだけど
何時まで経つても
返事が来ないんだよ。❝
❣僕は、痺れを切らし
直接合って返事の来ない
理由を聴いたら、同じ
太さの棒を亡くして適当な
棒に巻き付けたから
読めなかったんだって。
❣此の時ばかりは
呆れ返り、何時も白眼視。
されている。僕も
阿呆う、と言って白眼視。
したら
逆に、怒って口を聞いて
くれないんだよ。🦜
《女の子。は実に 取り扱い方が
難しいもんなんだね。》🦜🦜🦜
(冬の足音。)🦜
あのね
僕の耳は、人間、しゃん。より
聴こえる周波数は狭いけど
聞き分ける能力は
高いんだよ。🦜
・でも、耳を澄ましても
冬の足音。を聴いた事が
無いんだよね。🦜
❞だから 此の文章は
書く事が出来ません。❝
「でも、其れでは 書く習慣。に
為らないから
物知り、叔父しゃん。に
聴いたんだよ。」
❣冬の足音。とは・・・
冬の訪れを告げる気配や
寒さを感じる様に為った
事を意味するんだって。🦜
❣文字どうり、雪を踏んだ時
キュキュ と音を出す事を
示す事も有るんだって。🦜
・其れなら 思い当たる事が
僕にも有るんだね。
【雪の妖精。】
❞僕の お友達。の
シマナガエナ、しゃん。は
冬に為ると、夏とは異なる
鳥の様に 真っ白になって
雪の妖精。の様に為るんだよ。❝
・ちなみに シマナガエナ、しゃん。は
北海道。に生息し 本州には
居ない鳥で 理由は
津軽海峡付近を境い目に
異なる動物生態系の
プラキストン線。に
依るんだね。🦜
《近年、気候変動に拠って
夏から 急に冬に為るから
足音。を聴く暇も無く
季節が変わるから
四季の趣を感じられ無い事が
少し寂しいんだよ。》
🦜🦜🦜🦜