(明日、もし晴れたなら。)🦜
あのね。
明日、晴れるか
雨になるか、
今なら
宇宙から
気象衛星を使って
(天気予報が出来る。)
・でもね。
「昔は、そんなの無いから
天気は、空の色や
動物の行動を見て
予報したんだよ。」🦜
《雀が朝元気良く
鳴くと、晴れるし。
雨が、止む前には
雀が、
鳴き始めるんだね。」🦜
(でも・・・。)
【此れは、絶対秘密なんだけど、
《雀は天候の神様と
お話出来るんだよ。》
❝八意思兼命。❞
と言う神様なんだね】
✣明日は、晴れると
神様は言ってるけど
絶対に、秘密にしてね🦜
(だから、一人で居たい。)🦜
・僕だって
一人で居たい
事だって
有るよ。🦜
(それはね。)
「娘雀しゃん、と
喧嘩した時・・。
僕がね。
今年一番に
実った稲穂を
皆、食べたから
娘雀しゃん、の
食べる、稲穂が
無くなったんだよ。」🦜
《ごめんねって、
言ったけど。》
【口も聞いてくれない】
✣悲しくて、哀しくて、
一人で、居たいんだよ。
(澄んだ瞳。)🦜
あのね。
・人間しゃん、・・・には
いろんな色の
瞳をした人達が
いるよね。🦜
(僕ら、鳥達にも
いろんな色が
有るんだよ。)
《赤、黄、黒、》とか
「僕の、虹彩は
茶色だから
黒く見えるんだよ。」🦜
・でもね。
✣フクロウ、しゃんは
朝、昼、夜、で色が
変わるだよ。
〔不思議だよね。❳
【鳥達、は
自然のまま
生きて、
欲が、無いから
皆、澄んだ瞳を
しているんだよ。】
(嵐が来ようとも。)🦜
あのね。
自然界に
住む鳥達に
とって
・嵐は
とても危険で
生命に
関わる事
なんだよ。🦜
・嵐が、来る前に
安全な場所を
見つけなければ
いけない。🦜
(でもね。)
「僕は・・ね。
嵐が来そうな時
優しい叔父さんの
処に行くんだね。」🦜
《すると
叔父さんが、
僕の、逃げ込む
巣を開けて、くれる
から
嵐を安全に
やり過ごせる。》
✣叔父さんは、とっても
優しい人、だから
必ず、幸せに
なるはずなんだよ。
(お祭り。)🦜
・僕もね。
お祭りが
大好きなんだよ。🦜
(それはね。)
「いろんな
屋台が並ぶ処で
・ 浴衣姿の
娘雀しゃん、と
夜店廻りを、
するのが
好きなんだけど、
・踊る事も、
好きなんだよ。」🦜
《僕の、踊りは・・ね。》
✣慶応八年
仙台藩で
始まった、
扇子を、羽根に
見立て、て踊る。🦜
【正調。雀踊り、
なんだよ。】
❝ご先祖様に、感謝を
込めて踊るんだね。❞