(神様だけが知っている。)🦜
あのね。
すずめ・・・はね。
・他の鳥みたいに
綺麗では無い。🦜
(それはね。)
「昔、神様が
病気に成った時
本当は、
・白くて、綺麗だった雀が
泥だらけに
成りながらも
一番に
掻けつて
神様の
看病をしたから
なんだね。」🦜
【此の話は、
僕のお祖父ちゃんから
聞いたけど
何故か、涙が
出るんだよ。】
(この道の先に。)🦜
・僕は、
すずめ・・だから
身体は
とても
小さい。🦜
(でもね。)
「昔・・書かれた
《日本書紀》
には、とても
縁起が良い
鳥で・・、🦜
・鳥の
頂点に立つ。
鳳凰の
幼鳥と
記されて
居るから、
僕も、鳳凰に
なるんだ。」🦜
(日差し。)🦜
あのね。
・娘雀しゃんは、
女の娘だから、
・夏の暑さや
紫外線、は
日焼けするから
嫌い
なんだね。🦜
(でもね。)
「僕はね、
・夏の
暑くて、
紫外線の
強い日に、
羽根を広げて
日光浴を
するんだ。🦜
・それは、紫外線で
羽根に着いた、
寄生虫を
退治する為
なんだけど・・・。」🦜
【僕、熱中症に
なりかけたんだよ。】
(窓越しに見えるのは。)🦜
あのね。
・もしもね、
窓越しに
すずめ・・が
見えたらね。🦜
(お米を、あげて
部屋に入れて
あげてね。)
《雀は。厄を啄む
とっても
縁起の良い
鳥なんだよ。》
「昔から、
家の床の間の
掛け軸に描かれる
位なんだから。」🦜
【幸せを運んで
来てくれたから
受け取ってあげてね。】
(赤い糸。)🦜
・僕の姿は
頭部が赤茶色、
背中は褐色、
首から胸は
白色なんだね。🦜
(でもね。)
・突然変異で
全身、白色や、
・羽根に
赤い糸みたいな
線が・・
入る事が有るんだ。🦜
《此の雀は、
神の使いと、
呼ばれる。》
「羽根に赤い線が
入った雀は、
恋人を、結び付ける
役目が、有るから。
・見かけたら、特別に
優しくして挙げてね。」🦜
【きっと、素敵な恋人に
出会える
筈だから・・。】