( あじさい。)🦜
紫陽花が
咲く頃、
独り立ちの
トレーニングも
終盤・・・。🦜
(いよいよ
親離れするんだ。)
《不安も、あるけど
期待も・・有る。》
「身体も、大きく成ったし
羽根の力も
強く成った。」🦜
❝ 娘雀しゃんも、
綺麗に成った。❞
【これから、二人で
幸せな家庭を作るんだ。】
✣ 紫陽花風 親待つ小雀、
羽根震わせて。🦜
(好き嫌い。)🦜
僕もね。
やっと、巣立ち
出来て
いま
独り立ちの・・トレイニング中🦜
(それでね、母さんが
白いパンを、
食べなさいと言うけど
僕、食べた事無いから
口をあけなかったら
怒って、飛んて行った。)🦜
《慌てて、謝ってから、
食べたんだよ》
・つまりね。
「母さんは、お米や昆虫だけで
無く 白いパンも
食べられる事を
教えてたかったんだね」🦜
【白いパン。は
お米より、美味い。】
(街。)🦜
あのね。
すずめ・・は
他の鳥しゃんと
違って
街中が好きだし
お家も
瓦屋根の隙間が
大好きなんだね。🦜
《だから》
(絶対、森林には巣を作らない。)
「それは、鷹やヘビの
天敵が
街中に、居ないから
なんだけど。
・僕は、人間しゃんも
怖いから
優しく、見守ってね。」🦜
【お願い。】
(やりたいこと。)🦜
あのね。
すずめ・・はね。🦜
危険な
天敵が
寄らない、
(人里に住むんだね。)
・でも
「時々、思うんだ。
燕しゃん、みたいに
渡り鳥になって🦜
・世界中を飛び回って
旅してみたいなって。」🦜
(朝日の温もり。)🦜
僕の家は
雪国なんだ・・。
冬の北風が冷たい🦜
(特に、夜は
凍える寒さ。)
《羽根を膨らませて
じっと耐える。》
・そんな日の
「朝日の
温もりは
命の灯し火、
なんだね。」🦜