(岐路。)🦜
あのね。
僕達、すずめ は・・
一度、巣立つと
もう二度と
巣には
戻らない。🦜
だけど
しばらくは、
ひとりで
生きる知恵を、
学ぶ。🦜
それが
「僕の、第一の
岐路なんだよ。」🦜
【第二の、岐路は
可愛いくて、
優しい・・
奥さんを、見つける
事なんだけとね。】
(世界の終わりに君と。)🦜
・世界が終わる時、
誰と居たいか
考えたんだよ。🦜
(でも、わからない。)
《娘雀ちゃん。雲雀ちゃん。》
かな・・。
「随分考えて、居た時、
とても
・知的で、素敵な
大きな 雀が飛んて来て
僕に言うんだね。」🦜
[僕は、すずめ、の明日。]
つまり。
【世界が終わる事は無いんだよ。】
(最悪。)🦜
あのね。
僕の、一番の
好物はね。
《白米なんだね。》
でもね。
「僕は、まだ小さな子供だから
白米は硬くて、
硬くて、
食べられなかった。」🦜
【悔しいやら、食べたいやら、
僕・・・泣いちゃた。】
(誰にも言え無い秘密。)🦜
すずめ、は・・ね。
昔から
幸せを
運ぶ、鳥と
言われて、
居るんだよ。🦜
(だから。)
「悪い事をする人には
絶対、近づかないし、
・秘密だけど
心優しい、幸せな人だけ
お友達に
成るんだよ。」🦜
(狭い部屋。)🦜
あのね。
僕の家は・・ね。
近くの、おじさんが
作って、くれた
巣箱、なんだよ。🦜
(猫や蛇の来ない、
北向きの
涼しい、
とても、いいお家なんだ。)🦜
でもね。
「お部屋が狭くて
僕が入るのが
精いっぱいで
娘雀しゃん、と
一緒に入れ
無いんだよ。」🦜