俺が音楽を聴くとき、基本は好みや感覚で聴いていて「あ、この曲調いいな」「このハモリがすきだな」で入る事が多いけど、歌詞に共感したりいいなって思って聴いてるときもある。うーん、もっと表現する力や語彙力もっとあれば自分の気持ちや思いを一番近い形で表現できるんだけどなあって思うけど俺の限界の表現を。話を元に戻すともちろん、誰かと一緒に過ごしてた時期に共にしていた曲もある。今日は久しぶりにこの時間に好きな音楽を聴いて作業してたんだけど、思い出した。その曲と過ごした時のこと。普段聴いてる分には全然大丈夫だし、思い出すこともそんなにないけど。時間のせい、と自分の情緒具合によるんかな。俺は結局、答え合わせをしないまんま ( ただしくは答え合わせする気にもならなかった ) で君とさよならした。なんでかっていうと、もう君には振り回されたくなかったから。あの時の俺は君のことを理解しているようで、理解出来ていなかったことを君の行動で突きつけられちゃったから逃げちゃった、のかな。わかってる「つもり」で、全然わかってなかったんだろうなあ。その時には全然気づけてない上に、悪いのは君だ、と思っていた。でも、それは違うよなあって冷静に考えて思ったよ。お互いの行動や気持ちがそもそも噛み合ってなかった、のかもしれない。君にも原因はあったけど、俺にも原因があった。どっちが悪い、じゃなくてお互い様なんかなって。俺は俺の気持ちを押し付けてた部分はあったし、君は受け止めはするけど俺の手の中から毎回言葉と一緒にすり抜けてた。噛み合わなすぎて今考えたらおもろいな (笑) 何回か一緒に過ごして離れて、を繰り返して気づいたのは君とは価値観が合わない、一生わかりあえないのかも。ってこと。
急に懐かしいなあって気持ちになる時がある。定期的に。久しぶりに聴いた音楽とか、誰かの純粋な思いとか。そういうものに触れたりすると自分の中の嫌なものたちがなかなっていくような、そんな感じがする。やっぱり、独りじゃ嫌なものたちに囲まれちまって、上手く生きていけないんかもなあ。大事なんよね、きみたちが。本当にいつもありがとうって言ってるけど、言葉だけじゃ足りないなあ。
久しぶりによく歩いていた道を歩いてみたら意外と覚えてた。きみとのこと。もうとっくに忘れていたと思ってたけど、思い出せることばかりだった。上を見たらオリオン座、流れてくる音楽と、ほとんど変わらない風景。待ち遠しい、恋しいなと思いながら歩いていたあの時の自分。ほとんど思い出せた。すげえ重っ苦しいんよなあ、まじで。それを「知ってる」ってさも当然のようにかえしてくる。ほんと、なんなんだよって思ってた。そんで今日、初めてあの苦しかった思い出たちを「愛おしい」と思えた。俺さあ、あの頃から変わらずにもうずっと重っ苦しくて同じことを繰り返してる気がする。決めたことすら、揺らいで。ずっと思っちゃいけないことを思って、モヤモヤして。自分の器の狭さが久しぶりに垣間見えて、「ああ、自分ってこんなだったっけ?」って。確か、こんなだったような、気がする。久しぶり、こんな自分さん。