久しぶりによく歩いていた道を歩いてみたら意外と覚えてた。きみとのこと。もうとっくに忘れていたと思ってたけど、思い出せることばかりだった。上を見たらオリオン座、流れてくる音楽と、ほとんど変わらない風景。待ち遠しい、恋しいなと思いながら歩いていたあの時の自分。ほとんど思い出せた。すげえ重っ苦しいんよなあ、まじで。それを「知ってる」ってさも当然のようにかえしてくる。ほんと、なんなんだよって思ってた。そんで今日、初めてあの苦しかった思い出たちを「愛おしい」と思えた。俺さあ、あの頃から変わらずにもうずっと重っ苦しくて同じことを繰り返してる気がする。決めたことすら、揺らいで。ずっと思っちゃいけないことを思って、モヤモヤして。自分の器の狭さが久しぶりに垣間見えて、「ああ、自分ってこんなだったっけ?」って。確か、こんなだったような、気がする。久しぶり、こんな自分さん。
10/16/2024, 2:38:24 PM