NoName

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10/12/2023, 6:59:44 AM

親友の家はいつも窓が空いている。

「おーい。大丈夫?」
『大丈夫!もう出れるよ!』

その窓から見える親友の顔と靡くカーテンが非常に美しかった。

「また寝坊したの?笑」
『最近寝れてなくってさ〜』
「寝ぼけながら歩かないようにね笑」
「長袖長ズボンで暑くないの?」
『暑くないよ、最近寒くない?』
「そうかな。今日なんか24℃もあるよ?」

本当に寒いの?
夏でも長袖長ズボンでいたのに?

『寒がりなのかも笑』
「あるかもね。笑」

そんな他愛ない会話を交わしていた。

『…話したいことがあるんだよね。』
「どうしたの?言ってごらんよ」
『最近、亡くなった従兄弟が見えるんだよね。』
「え?」
『それも必死そうに何かを止めようとしてくるの笑』
『多分幻覚なんだろうけどね。』
「しっかり眠れてないからだよ…。」
「今日はいーっぱい遊んで、よく寝て、明日も迎えに行くよ!」
『……うん、ありがとう笑』

何かがおかしかったんだよね。
この時に気づいていればよかった。

「じゃあ、また明日ね!」
……
「おーい?笑」
『あぁ、ごめん、疲れてて笑』
「じゃあ今日はぐっすりだね笑」
『…うん、本当に、ね。笑』

従兄弟さんはきっとしっかり見えてたはずだよ。

「…おはよー?」
「今日は沢山寝てるのかな?笑」

ふわり

…今風なんか吹いてたかな。
いや、全く吹いていなかった。
なのになんでカーテンが……?
まあいい。

「お邪魔しまーす」

カーテンが靡いてたのは貴方の仕業だったのね。

「…え?」
「きゅ、救急車、」
「ねえ、、どうしたの?」
「寝すぎだよ起きてよ。」

なんでこの日にしたの?
なんで教えてくれなかったの?
どうして相談してくれなかったの?
そんなに頼りなかったかな。
どうしてそこまで追い込んだの?

いままでの日常ガ突然壊れルことはいつかぜったィある
だから今ヲ楽しんデね。

───カーテン───

10/10/2023, 3:46:37 PM

「どうしたの?」
『気にしないで』
「はい、ハンカチ」
『…ありがとう。』
「なにかあった?」
『ううん、なんでもない。』

貴方自身しか知らない、涙の理由。
私がいつ聞いてもいつも話してくれない。

『ねぇ、私がいなくなったらどうする?笑』
「なんでそんなこと聞くの笑」
『なんとなく。聞いただけだよ』

これは本当に“ なんとなく ”なの?

「うーん。まあ、探し回るかな。」
『嬉しい笑』
『じゃあもし、私が死んじゃったら?笑』
「……」
「何があっても守るから死なせないよ」
『…それは無理、だよ』
「なんて言った?」
「それは無理?ねぇ、どうしたの?」
『……。』
「…泣かないでよ。」
『なんとなく。笑』

それも“ なんとなく ”じゃないんでしょう?

『それじゃあ、ばいばい。』
『今日もありがとう。』
「…また明日ね?」
『…』
「また泣いちゃって、笑」
「いなくならないでね。」
『ごめんなさい。』

嗚呼。やっと貴方が涙を零している理由がわかったの。
貴方がいなくなるんじゃなくて、私がいなくなっちゃうから
涙を零しているのね。
私の為に泣いてくれてありがとう。

───涙の理由───

10/10/2023, 9:24:13 AM

みんなにみられているとき、「ココロオドッテイル」の。
きっとこの感情って、嬉しいんだよね。
みんなと水遊びして、宝探しも、毎日しているけど、それでもココロガオドッテルんだ。
毎日、毎日やっているのに全然ココロが慣れないの!

でもね、それとついでに 変な感情 があるんだ。
これもココロがオドル、っていうのかな?
ドキドキしつつも泣きそうな感じ。
嬉しすぎて、ってことなのかなぁ~…。笑

これが全て間違ってることが最後の最後でわかったよ。

やめてって言ってもやめてくれなくて、黙っていても続けてきて、
最後までやめてくれることはなかったんだ。
もう手遅れなの。今更ごめん、って言われたって、クスクス笑われたってもう何も思えないよ。


「ココロオドル」ってなんだっけ。