僕のママは、いつも怒ってる。
そして僕に「お前なんかいらない。」
そう言う。
友達もそんな事言われた事ないって言ってた。
なんで僕だけこんなに言われるんだろう。
僕のママは、いつも怒ってる。
そして僕のことを踏みつけにする。
そして僕のことを殴る。
友達にはアザはない。
なんで僕だけアザだらけなんだろう。
僕のママは、いつも怒ってる。
ある日ママはいなくなった。
なんで?.........
僕は、愛されたい。愛情が欲しい。
ママはいらない。だからその代わりに
愛情をください。
サンタさんへ
私は、死んだ。死んだはずだった…
でも、気づいたらそこは美しい空の下で
白い鳥がいた。後ろを振り返ると
お母さんが小さい私を抱いていた。
(もしかして、天国にきたのかな…)
そう思いつつ、「お母さん!」
そう叫んだ。でも声は届かない。
けど、お母さんはとても美しくて
眩しい笑顔で小さい私に話しかけている。
「あなたは奇跡、あなたは私の大切な奇跡」
その瞬間、目からポロッと落ちた雫。
お母さんに会いたくなった。思い気って
お母さんの方へ走った。…気づくと
そこは、病室でお母さんはいない。
でも、私は思った。私はお母さんの奇跡
お母さんが大切に産んでくれた奇跡。
今度は、私がお母さんがくれた奇跡をもう一度
誰かにあげるんだ。
ある日、神様が舞い降りて来てこう言った。
もう、苦しまなくていいと…
もし、私が死んで
誰かのためになるならば
私は、喜んで死ぬだろう。
もし、私の身体の一部を壊して引き裂いて
誰かのためになるならば
私は、自分で自分自身を壊して引き裂くだろう。
もし、私が死んで
誰か悲しむのなら
私は、
誰かのためになるならば
一生懸命生きるだろう。
僕の鳥は、綺麗だ。
まるで天から降りてきたみたいな
白い翼。
青い空を寂しいそうに見つめる
黒い瞳。
僕は気づいたら
鳥を鳥かごから離していた。
きっとその美しい姿じゃ
僕の鳥かごじゃもったいないと
思ったんだろう。
「自由に生きろ」
そう言って僕は別れを告げた。
鳥かごにいた君に……