消えない灯り
この灯りは私がこの世からなくなったときに消えるわ
ベタでしょ?ろうそくの火が消えたらとか
わかりやすくて簡単でしょ?
だけど、消えないのよねこの灯り
何年私は生きているのかしらね
どのくらい経ったのかしら
九百…いや、千年経っているかしら
もうそろそろ消えていいのにね
消えちゃえばいいのにね
だから、いつもこの時間になると眺めるの
この消えない灯りを
きらめく街並み
キラキラと街が光っている
ふと、学校の先生が言ってた言葉が思い出された
あれは残業の光だ、残業してる人がいるほど街はきらめく
ここに並ぶ街の光は、きらめく街並みは残業の光だと
秘密の手紙
ではぁ次に鎌倉時代のぉ〜
読み聞かせのようなトーンで進む授業
夢に何度も踏みかけるが意識はある
隣から紙が飛ばされてきた
開くと隣の隣のまきちゃんから
「 先生の話し方面白くね? 」
確かに、先生は「わぁ〜」とか「のぉ〜」とか
伸ばした話し方をする
すると、次は後ろから手紙が
開いてみたが宛先がない
「 まきたん、今日もだいちゅきよ☆ 」
まきちゃん?へ?え?これもしかして
みたら、駄目だったのでは!?
っというわけで私は何事もなかったように
まきちゃんに手紙を渡しましたとさ
贈り物の中身
貴方、いつも贈り物花束よね…
だめだったかな?
そんなことないわ!
ただ、貴方が他の物を選ぶとき
何を選んでくれるのかしらと思って
そう…
じゃあ次は花以外にしてみようかな
そ、そんな大変でしょ!?
けど、楽しみにしておくわ
来週あなたの誕生日会に渡しましょうか
それまで楽しみにしておいてくださいよ
凍てつく星空
水平線を作る湖に転写された星空は
どんどんじわじわ凍っていく
湖の水が氷になるだけなのに
湖は星空ごと封じ込めた
あなたと私の目の前には
凍てつく星空が出来上がっていた