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10/21/2025, 2:00:05 PM

          〜 予感 〜
        気持ちの良い風が吹く
          秋の青い空に
         一つ心に靄があった
       来年も私はここにいるのかな
        不安と興味が混ざった心
        きっと、明日も来年も
        同じようなことを考える
          そんな予感が
           頭を抜けた
       

10/20/2025, 12:56:54 PM

 friends
私のかわいいお友達
大きくてぱっちりなおめめ
鮮やかな桃色のくちびる
艶のあるチュルチュルな髪
じまんのお友達
大好きなお友達
私にはもったいない
本当にもったいない
可愛い私だけのお友達

10/19/2025, 11:48:02 AM

君が絆ぐ歌
 〜〜♪ 〜♫
歌が聞こえた、聴き覚えのないその歌は
どこか懐かしさを帯びていた 
歌の方へ近づくと少女が一人窓辺に立っている
こちらに気づいた少女は笑顔で話した
「やっと来てくれた、遅いなぁ」
馴れ馴れしい言葉に驚くと同時に思い出した
少女は私の親友だった 
私たちは文化祭で歌うはずだった
私たちはソロパートを取り合った
取り合いで彼女は卑怯な手を使った
私を突き落とした
「気づいたんだ、君の声じゃないとこの歌は似合わない」
図々しい
あなたが勝手にやったことなのに
あなたが繋げばいいじゃない
私を落としてまで勝ち取った役なのだから
君が絆ぐ歌を恨みを込めて聴いておくから

10/17/2025, 10:46:09 AM

        ▼ 砂時計   ▽
        △    の音 ▲

           さ
            ら
             さ
         砂    ら
     
     ざ             
    ら      が
    ざ            し
    ら              ゃ
          落      ら
                 り

       ち



            る





           ず
            っ
           と


           き
            っ
           と

10/16/2025, 2:22:25 PM

         * 消えた星座 *
  
  ねぇ、この星とあの星、あっちの星とこっちの星
 合わせたらなんだか貴方がくれたペンダントの模様に
         似ていると思わない?

        星がよく見える静かな丘
       空を見上げ、ねころんだ野原
       
  あれ、私たちだけの星座ってことにしましょうよ

        その笑顔は眩しくて
       どんな星も敵わなかった

      けれど、僕は数週間後この丘が
   明るく、にぎやかな住宅街になると知っていた

     この星座に名前でもつけましょうか

     知っていたのに、教えられなかった
     いいや、教えてもきっと無駄だった

      来年もみれると嬉しいですね
    来年も私と一緒に来てくださるかしら?

    あなたがこの世界からいなくなるのも
        数週間後だったから

    真っ黒な空の下、屋上からあなたを想う
      あなたのつくった僕達の星座
    あの星座はみれなくなってしまったよ
   
   明かりの灯る街灯、窓から漏れ出る暖かい光
   そいつらは空に映る星々よりも強く輝いたよ

    君の笑顔とは比べ物にならないけれど

      
     

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