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4/13/2025, 3:21:53 AM

風景
シーン………
なんなんだ?目を開けても真っ白な風景しかない。
ここは夢だと直ぐにわかった。
夢は最初から風景が完成していることが多いけどほんのたまーにこんな夢を見ることがある。
夢ならなんでも出来ると思った俺はこの空間を最高のものにしようと考えた。
とりあえず酒を飲みたくなったので、居酒屋を想像した。そしたら目の前にいつも言っている居酒屋があった。
やっぱりと確信した俺はあらゆるものを想像した。
山の中、綺麗な砂浜、オランダのチューリップ畑、ニューヨーク、ロンドン、桜並木…色んなとこに言っている途中次で最後だと直感でわかった。
最後に想像したのは昔よく行ったじいちゃんとばあちゃんちだ。
もうふたりが居なくなってからそこには行っていない。
ドキドキしながら薄目を開ける。
そこには懐かしく、そして綺麗な田んぼの風景が広がっていて、真ん中に人影が見えた。
「じいちゃん!ばあちゃん!」
そう叫んだあと俺は一心不乱に走った。
ぴぴぴぴぴ ぴぴぴぴぴ ぴぴぴぴぴ
目を覚ますと自分の家だった。
「…もっと早く行けばよかった」

4/10/2025, 6:21:18 AM

元気かな
幼稚園の時あそんでたあの子
小学2年生で離れたあの子
色々やらかして生徒指導室行ったあいつ
可愛いものが大好きでカバンに色々つけてたあの子
イキってクラスLINEで自撮り写真送ったあいつ
名前は分からないけど印象には残ったあの子達
昔道に迷った時助けてくれたあの老夫婦
桜が良く似合う綺麗なあの子
顔も分からないし、名前も覚えてないけど一緒に遊んでた子達
昔推してたあのアイドル
足が異様に速かったやつ
給食のために学校きてたやつ
猫に餌あげるおばさん
よく分からないけどいつも公園にいたおじさん
みんな元気かな?
というかみんな個性強すぎるし、絶対元気…

4/8/2025, 11:46:19 AM

遠い約束
「20年後この校庭に集合な!」
そう行って終わった高校生活。
20年後の今日僕はここへやってきた。
そして1時間、3時間、6時間と待っていたが誰も来ない。
まぁそりゃそうだ他の子達は子育てしたり、働いたりしていそがしいだろうから昔のことなんて覚えているはずがない。
それに比べまだ過去から抜け出せていない僕はなんて…
そう考えているうちに誰かがやってきた。
話してみると現在の校長らしい。
その頃居た先生はとっくに退職していた。
あぁもうあの頃には戻れないと嫌という程知らされた。
遠い遠いあの頃に交わした約束ほんとに僕しか覚えてないのだろうか。
あるいは誰か覚えてくれていたのだろうか。
広い校庭にただ1人ぽつんとたっていた。


追伸

♡100達成!!!! 2025/4/8

4/5/2025, 7:56:35 AM


桜の美しいところは儚いところだと思う。
散ってゆく花びらはなんとも言えぬ儚さがあり、人々を感動させる。
そしてふとまた桜を見ると葉桜になっており、寂しさを感じるがまた別の美しさがある。
そしてまた来年どんな美しい花を咲かせてくれるのだろうか。

4/4/2025, 3:42:00 AM

君と
君と出会ってからもう半月がたった。
僕はしっかり毎朝おはよって言って君を見守っていたのに気味悪がって逃げていくね。だから、僕は悲しいけど1回君から離れることにしたんだ。
一様こっそり様子を見たりはしたよ。
食事とかも健康が大事だ弁当も作ってあげたよね!
でも、そうしたら朝帰りの割合がすっごく増えたから僕すごく怒ってるよ!!
だって、家に帰らないなんて絶対男遊びしてるでしょ!
だからねお手紙で僕の気持ちを伝えたよ。
だって、形になった物の方が伝わるでしょ?
でも君はどんどん僕から離れていった…
どうしたらいいかなぁ?
:
:
【ねえ、ちょっと相談したいことがあって…】
〖もしかして、例のストーカーまだ続いてる?〗
【う…ん。半年前引っ越したとこの大家の弟にね。】
【しかも、彼はまだ私に弁当とか手紙とか渡してくるのよ。】
〖まさか、弁当食べた?〗
【そんなわけないじゃない。一様開けては見たよ。】
〖中身どうだった?〗
【普通の弁当みたいだったけど、奥底に盗聴器があったのよ!!!】
【後、手紙も来てたわね。びっしり文字が書かれて気持ち悪かった。】
【1回話しかけただけなのにどうしてこうなったの。】

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