NoName

Open App
11/20/2024, 2:23:33 AM




キノワシのお鼻。
しわしわのお肌。
アニメパープルのテント。

そこに
宇宙のほしのいろをすべてまぜたような
ひかりのいろの水晶。

きっと
これだけで脳みそが
ぐるぐるまぜまぜと、
あなたの絵本をつくりはじめる。


お題はろうそく。
物語にロウソクが登場してもいいし
ロウソクの灯りを見つめると
物思いにふけってしまう
そのこころの比喩表現として
物語を書くのも すてき

11/18/2024, 2:52:48 AM




皺の刻まれた落ち葉たちが
コンクリートの床で終えていた。
きれいねってほめられていた
黄色の宝石だったものが
灰色の紙くずに成り果てて
人に蹴飛ばされたり
床のように踏み付けられたりしても
もう、
みんなの心には留まれない。

また葉っぱは生えるわ。
また春は来るわ。
また色は訪れるわ。
きっと
みんなは暖炉の朱色は好きだけれど
残った灰色の薪は好きでも嫌いでもない。
遺った粉を頬に寄せて
一人きりのこころに浸るのは
きっとおかしなこと。

いつかまた。
来年もまた。
ほんのちょっと
わたしが悲しむだけ。

11/16/2024, 11:46:37 PM



おててがさみしい

たしかにようじはだいじ
でもね
おててがさみしい
からだとこころが とってもさみしい
いますぐに泣いてしまいそう
わたしはえらいから
ちゃんとまてるけど
わたしはにこにこしながら
ほんとうはいまとってもさみしいの

ねぇ いますぐぎゅってしてほしい

11/15/2024, 8:44:06 AM



さむいね

あなたの手がわたしをさがしてる

さむいね

わたしのこころがあなたをみつめてる

しあわせがうまれる日は

いつもの日。

あなたがいる

いつものまいにち。

11/8/2024, 2:17:14 AM




わたしはいつも絵本を読むの
あたまのなかにある本は
わたしの書いた物語だから
しあわせも
かなしいことも
どんなことも
きらきらしたものにできる

ひとを好きになるって
どんなきもち?
ハッピーエンドしか信じられないから
汚れたきもちは
恋愛って呼びたくないまま。

何も知らないまま 大きくなっていく。
ゆめのすがたと かたちだけ。

胸のなかのあなたは
こんなにもきれい。
きれいなほど わたしは何も見たくないだけ。
許せないだけ。
籠の中のおとなしい鳥が 私は好きなだけ。

Next