道端の
良心頼りの
無人販売みたいに
優しさがある場所で
生きていたい
がんじがらめの
ルールの外
何処かで
少しの誰かが
ほくそ笑んでる
締め付けられる
痛みに耐えてまで
生き残る事なんて
望まない
「ルール」
たとえ間違いだったとしても
何かしら
得るものはあって
たとえ遠回りでも
そこを通らなければ
知らなかった景色もあって
たとえたとえと
痛み隠して
あれこれ言い訳しても
もしももしもと
選ばなかった道を
思いあぐねて悔いてみても
何を選んだって
どの道
同じように思うのよ
「 たとえ間違いだったとしても」
ぐしゃぐしゃな顔で
痛む胸を叩いてたのは
もう
三季節前
景色は違うけれど
何度も通り過ぎた道に
慣れる事はなくて
それでも
いつしかまた
違う未来見据える
自分に戻るのを
知ってはいるから
かろうじて
息をし続けてる
ぽろぽろと
零れて弾けた
甘くてしょっぱい
沢山の雫の
一つ一つには
いろんな色の
想い出が詰まってた
久しぶりの寒い朝
忘れていた
懐かしい歌が
聞こえてきて
また
手が冷たい
「雫」
もしも未来を見れるなら
・・・かぁ
ん〜
ちょっと躊躇しちゃう
だって何だか・・・
カンニングみたいで(笑)
答えが分かっちゃ
つまらないのと同じ
けど
ホントは
ほんのすこぉ~し
覗き見してみたい
そんな気持ちも
無いと言えば嘘になる
もしも未来を見れるなら
やっぱり
人生最後の瞬間
かな
どんな終わり方をするのか
それが
あまりにも惨めなら
少しは今からの
生き方変えようと
思う
かも
しれない
「もしも未来を見れるなら」
君がいなくなった
この世界は
色を失い
ただ透明な
無色の世界
風のように無関心で
ガラスのように冷たく
もう
触れられない
どうか
もう一度だけ
その温かい手を
差し伸べて欲しい
そしてこの
止まぬ涙を
優しく拭って欲しい
それだけでいい
それだけでいいから
そうしたら
また
離れていいから
手を
離していいから
二度と
振り向かなくていいから
あの時のように
「無色の世界」