【大好きな君に】
大好きな君へ
こうやって改めて手紙を書くと恥ずかしいね。
でもしっかり想いが伝えれるから、
手紙っていいよね
私は昔、関わってくれる君を大事に想っていなかった
誰かがいないと不安な私の心を埋めてくれる、
大切な人なのに、大切にできていなかった…
いつか離れてしまうんじゃないかって思って、
今更だけど大切にしようとしてる。
友達と言える友達は君しかいないと思う
関わった相手はすぐ離れていってしまうから、
そういうのには不器用なんだなって
自分でもわかってきた…気がする。
今、関わってる友達もあんまりいいとは思わない
物事の価値観が合わないんだろうね。
3人組の友達なんだけど私と友達は
私はダメなことは誰かがやっててもしないタイプ
友達は誰かがやってるならやってもいいと思うタイプ
そんな感じ。
私が真面目すぎなのか居心地が悪いような感じがする
気にしすぎかな。
最近、体育でズル休みをしてみたんだ。
友達を真似て
その友達にも仮病だってことが気づかれなくて、
放課後すごい罪悪感に襲われた。
今後も休んでしまうんじゃないかという不安もあった
その罪悪感が残ったまま、明日になっていた
その日、君に遊びに誘われたんだ。
大切にすると誓ったし、断る理由もないから
遊ぶことにした。
遊ぶといってもただ喋るだけだったけど笑
でもそのおかげで罪悪感と不安が消え去った。
さっきのはなんだったんだって思うほど。
君はただいつものように喋っただけかもしれない、
でもその何気ないことに私は救われた。。
不器用だからいつも伝えたいことが伝えられない私。
だから改めて書かせて
いつもありがとう、大好きだよ。
消したいくらい恥ずかしいけど
伝えたいことはちゃんと伝えたい方がいいよね
大好きな君に、ありがとう。
君の不器用な友達より
───ここに書いても伝わりやしないけどさ。
ここでも不器用か。
でも 本当に、本当に
『いつもありがとう。』
【君は今】
君は今どこにいるのか
何をしているのか
何を想っているのか
僕にはわからない。
いや
わかっているようでわからない
みんなそうだ。
でもみんな自分が君のことを1番わかっている
他のみんなはそれ以上に君のことが分からない
だから僕も君のことを1番わかっているのは僕だ
本当は一人称は私じゃなくて僕がいいこと
本当は人と関わるのもいいけど1人の時間が欲しいこと
本当は…
―――ほら、僕が1番知ってる。
君のことをみんなに教えなきゃ
僕のこと、みんなわからない
だから教えて、
君は今何がしたい?
自信を持って僕に教えて。
僕がそれを叶えるから
『僕は今――――』
【物憂げな空】
いつもなんとなく起きて
その1日をなんとなく過ごす。
その「なんとなく」が災いしたのか、
私は気持ちを込めることができない
ということがわかったしまった。
見返してみたら、
日常生活で友達と過ごすときも
なんとなく話して、
なんとなく笑ってるだけなことに気づいた。
心の中で自分と会話して何をしたらいいか考えて
なんとも思ってないのに行動をする
気持ちを込めれないなんて重症だな。
想いを乗せれないなんて可哀想な生き物だ。
気持ちを込めるにはどうしたらいい?
そんなの誰も教えてくれるわけない
普通のことなのだから教えれないだろう
心から凄いや楽しいとかを思ったことがないのだろう
心から想わなきゃ気持ちは込めれない
悲しいや苦しいなら心から想ったことがある。
そんな気持ちなら込められるだろう
でも時には楽しい気持ちも込めなければならない
どうしたらいい?教えてよ誰か。
分からないんだよ、
みんな分かるのに分からないのは苦しいんだよ
心から何かを想うってどうやるの?
心に響くって何?そもそも心って?
嗚呼、空がこんなにも晴れて見えるのに
どこか暗くみえるのは私だけだろうか
この空は曇っているのだろうか
この空の何が曇って見えるのだろう
私も同じなのかもしれない
晴れて見せているはずなのに…どこか曇っている
なぜ?
真実は自分の中にあるはずだ。
雲で隠れるのが先か謎の曇りを晴らすのが先か
さぁどっちなんだろうね。
いっそ、晴れたまま雨が降るのもいいかもしれないね
――――――――気持ちを込めて
【太陽のような】
「ずっ友だよ!」 「1番の親友だよ!」って
毎日のように言ってくれた子がいた
名前は「A 」とでもしようかな
まだ幼い頃はAも明るくて
私もそれにつられて明るくなった
すごく気があって楽しかったし
Aも私も苦しいことなんてなかった
その時までは―――
ある日Aは読書をしていた。
もともとAは本が好きだから
私はAらしいと思ったが、
先生が「友達と過ごしなさい」と言ってきたらしい
Aは「私は本が好きなので大丈夫です」と断った。
それでも先生は友達と過ごしてほしいらしく
先生は他の子にAと遊べとかなんとか言って
遊ばされた
1日ならまだしも次の日もその次の日も遊ばされた
私は違うクラスだったからそんなこと知らなかったし
Aと私は学校ではほぼ遊ばなかった。
そんな日が続いて
Aはいつものように本を読んでいても他の友達に
「何呼んでるの?」と言われるようになった
本を読んでる人にとっては邪魔でしかないだろう
それがよほど嫌だっのかAは本を読まずに
人と関わるようになり、笑顔も作るようになる
Aにとっては苦痛でしかないだろう。
Aは作り笑顔と作り声がどんどん上手くなっていった
それでもAは信頼している相手には
作り声とか作り笑顔は見せなかったが
最近は私にも見せるようになってきた。
信頼して貰えてないかもと心配になってきて
親友がいなくなってしまわないかと思い 苦しい。
「親友」「信頼」「別れ」……
そんな言葉を聞く度苦しい
慣れないAの作り笑顔、作り声を聞く度に苦しい
待って、いかないで。。
親友じゃなくていい、信頼されなくてもいい
嫌いになってもいい、作り声でも作り笑顔でもいい、
だから…だから…!
ただ…友達でいてほしい…
なんてわがままかな…
嗚呼、私の太陽。
少しでいいからその雲を退けておくれ、
退けてくれなければ…私は不安で仕方がない…
ほんのすこしでいいから、その光を見せておくれ…
―――――膨らむ不安
【今日にさよなら】
疲れた…もう何もしたくない。。
いくら楽しいことでも……
・・・偉いよなお前は、いつも他人に気を使って。
せっかく休める放課後も休日も
友達に嫌な思いをさせずに話せたかとか
あの言葉は本当にあれで良かったのかとか
もっと他の言葉をかけれたら良かったとか
休める時間を削って振り返ってさ
偉いよ。
偉いがためにそうやって…
『背負わなくてもいいものを背負ってしまう。』
もう終わったことなんだし良くね?
なんでそんなに気にするんだ?
私には意味が分からない。
そんなもの捨てちまえよ、いらねぇだろ?
お前の人生に友達の人生の一部はいらねぇ
友達の人生とお前の人生のたった一部の会話だ
いちいち背負う必要はねぇ。
そんな友達がいなくなったって、
6年間、親友だって言ってくれた奴がいるじゃねぇか。
たった1年しか関わってないやつの1日の会話なんて
気にしねぇで生きろ
それより親友を大事にしろ
きっとお前が思ってるよりもお前のことが大事だ
それくらい…いや、それ以上に大事にしろ!!
だから今背負ってきたものを捨てて、
"今日にさよなら"しようぜ!
――――――表の背負ったものと裏の説得
※これは作者自身が作者自身に向けた言葉です
傷つけてしまいましたら申し訳ありません。