命が燃え尽きるまで必死に生き抜こう。

燃え尽きる前に壊れてしまわないように。

あれからカレンダーは何周しただろうか。

そんな何年も前の出来事が今も忘れられない。

子供の頃は

なんにも知らなかった。

良くも悪くも。


今もまだ子供だけどね。


これから先の人生。

知りたいことも知りたくないことも。

どんどん知っていくんだろうな。

作って。演じて。誤魔化して。

従順で、純粋で、無邪気。

そんな自分を作って。

壊れかけてたのが、1年前の私。


それに慣れて何も思わなくなったのが今の私。

どっちが正しいのかな。どっちも正しくないのかな。

好きなのか嫌いなのか分からないものがある。


推し。

本当は大好きなんだって分かってる。

だけど。

推しを好きでいる自分を認められない。


｢推しの話なんて、やめなさい｣

｢オタクなんて気持ち悪い｣

両親の口からその言葉を聞いたあの日から。

ひたすらに苦しい。


いっそ、好き嫌いという概念を捨ててしまおうか。

…そんなこと出来っこないけどね。