moooosha

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1/26/2024, 11:48:52 AM

MIDNIGHT
GOODSHOW

皆さんこんばんは、満月の夜のお耳を拝借、夜を滑って朝に眠るラジオDJ【アルフォンス・モシャ】です。

今週はとても冷えましたね、雪の舞う日もありました。体調などは崩されませんでしたか?崩れても、崩れてなくても、お耳のお供にお付き合いくださいね。

さっそく、1通目のお便り紹介です。
p.n.明日はどっちだ、さん。…明日は一応、東方向だと思いますね。はい。さて内容は……

『先日、仕事が手につかなくなるほどハマっていた動画配信者さんのチャンネルを見ても、楽しめていない自分に気がつきました。ルーティーンのような、作業なような物に感じられてしまいました。これからこういうことが増えていくのか、私自身も誰からか必要性を求められなくなる日が来るのでしょうか、不安で仕方がないです』

……随分と重たい1通目、真面目に答えましょうか。
んー。飽きが来ない人なんていない。どんなに丁寧に生きても生命だって終わりが来るのだから、気持ちの終わりくらい、いくらでも来ていいと思います。だけど、人から与えられていた愛にちゃんと感謝をしなきゃいけない。
動画配信者さんはあなただけのために動画を出しているんじゃない、たまたまあなたがヒットしただけ。つまらなくなったのは、笑えなくなったのはあなた自身の変化なのではないですか?
もっとハマるものが見つかったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないけれど、あなたがこのまましょぼくれていたら、周りはしょぼくれた人だなぁ、声をかけづらいなぁ、と思ってしまいます。
気持ちが変わることは悪くない、むしろ自分が変わり続けることを成長として喜ぶ方が、毎日変わらず昇ってくる太陽に感謝した方が、幸せなんじゃないですか?

……こんなもんでどうですか?いいかな?ふふっ。よく口が滑るものだなと、自分でも少し可笑しくなりました。さて、明日はどっちだ、さんに一曲目、お届けします。

Mrs. GREEN APPLEで【ダンスホール】
軽快な音楽が夜に響く。きっと明日はもうすぐ見える。

1/25/2024, 10:15:15 AM

頭の中に天使ちゃんと悪魔ちゃんがいて、だいたいシーソーして遊んでる。最近は悪魔ちゃんがメタボ気味で、シーソーが傾きっぱなし。天使ちゃんは悪魔ちゃんを心配して、一緒に、けんけんぱをしたり、だるまさんがころんだをしてみたり。そうやって2人仲良く遊んでる。どちらかがどちらかをいじめたり、けなしたり、おとしめたりしなければ、大丈夫。


安心と不安

1/24/2024, 11:36:42 AM

逆光

読み方:ぎゃっこう
【英】backlight
逆光とは、カメラ用語で、主な光源が正面方向にある状態のことである。
逆光の状態で撮影すると、被写体の背後の明るい背景に露出が合うことになり、暗い(アンダーな)画像になってしまうことが多い。
一部のデジタルカメラなどが搭載している逆光補正機能を利用すれば、逆光で撮影しても適切な露出で撮影できる。あるいは、撮影後にフォトレタッチソフトを用いて明度を調整することもしばしば行われている。
また、撮影技法のひとつとして、逆光を利用しシルエットを強調した写真を撮影する手法がある。
なお、逆行に対して、撮影者の後ろに光源がある状態は順光と呼ばれる。

【Weblio国語辞典】より

一回やってみたかったギャグです。
せっかくいいテーマだったのになぁ。
書けなかったことが唯一の後悔。

1/24/2024, 7:55:43 AM


待ち合わせは6:30なのに起きたら11:00だった。LINEの通知は不在着信ばかり、そして最後に一つのメッセージ。
文字なのに声よりも温度を感じた。

「さすがに無理、今日なしね」

一段と寒い朝、いつまでも毛布に包まれていたい。顔を洗おうとスマホを持ってずるりとベットから抜け出る。今すぐ謝罪の連絡をする勇気もないずるい自分を自己嫌悪しながら顔を洗う。顔の脂と一緒にこの罪も流れ消えてくれたなら。

そんなことを思っていたら、6:00。
あの時の後悔と顔の脂は水溶性だったようだ。


【こんなゆめをみた】

1/23/2024, 2:28:32 AM

タイムマシーン

恋焦がれていたはずのお前をみて失望した。なんだ、所詮そんな男と一緒になるのか。

小、中、高と同じ通学路、同じ道を進んでた。誰より俺が近くにいて、俺しか知らないお前がいたはず。お互い特別で、俺たちだけの世界があったはず。
大学はお前にとっての井戸の外、新しくて眩しい世界だったんだな。俺が古臭く見えただろう。それどころか俺を思い出すこともなかっただろう。SNSで見るお前がどんどんと遠い存在になっていった。

それでも成人式で一番最初に綺麗と言ったのは俺、隣の席で笑ってるお前を誰よりも可愛いと思っていた。お前を好きな自分がまだちゃんといた。ずっと、ちゃんと好きだった。

タイムマシーンがあったならどこに戻ろう。

花粉症のくしゃみをした俺の鼻垂れをみて一瞬笑ったのに「笑ってないよ」と誤魔化した春。ただ一緒にアイスをたべながらスプラトゥーンをした夏。お前の赤いランドセルにイチョウの黄色が映えて眩しかった秋。「空気が冷たくて、匂いがしないね」と少ししょぼくれていた冬。

好き、だというにはあまりに好きすぎて伝えられなかった。まだまだもっと、好きになれると思っていたから。

あの日々に戻ってがむしゃらに好きを伝えたい。だからどうか、こんなにも未練がましい俺を見捨てないでくれ、メグ。

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