モンシロチョウ
5,6年生の時、キャベツの葉で育てた記憶がある。
芋虫時代は嫌われて、蝶になったらみんなからかわいいと褒められる。蝶はそんなことは気にせずに生きようとしている。これが本来の生き方だろう。
忘れられない、いつまでも
君が言った。「オイラたちはみんなで、みんなで、行こうな。どんな時でも! だって、オイラたちは親友だもん。」と。
なのに、お前は一人で行った。そして、一人で虹を渡った。この裏切りものめ。何がみんなで行こう何だよ!
何が親友だもん…
そんなことを君に伝えたくても伝えられない。お前はこの世にいないだもん。最後に君はオイラのこと忘れてくれ。と言ったなあ。忘れられるか。この愚か者!
1年後
1年後の自分は何やっているのだろうか。
きっと、今年と変わらないことをやっているだろうな。
でも、今年と違う1年後がやってくるような気がする。明日の風は明日吹くように。
きっと1年後の風は1年後にしかわからないだろう。
初恋の日
君が好きです。付き合ってください!
と言った日はいつだって?
そっか、あの時のわたしは、見る目がなかったなあ。
恋は盲目というけど本当だったなあ。
その人のいいところしか見なかった。悪いところなんて知らなかった。いや、知ろうともしなかったが正しいか。まあ。振られたけどどうでもいいな。
明日、世界が終わるなら、
ようやく、世界が終わる。この生きにくい世界が。
いつも、理不尽に怒る上司、私の悪口を言う女子達、知らないフリをしていた世間、みんなみんな、憎かった。会社に来て、憎い奴は私どころじゃない。
みんな、明日、世界が終わることを話していた。
そして、なぜか、私が世界を滅ぼす犯人になっていた。私は「どうせ、世界が終わるなら…。」と思い、殺してしまった。みんな、驚いていたなあ。
多分、ストレス発散のために、私をいじめていたんだろう。まあ。私が我慢をしていたのが悪かっただろう。
これで、世界が終わるのを待つだけだ。