お手上げかな?やっと自分を認められたようだね
失敗して、後悔して、恥をかいて
あなたはこんなにも成長したんだね
自分にイライラすること、すごく辛いけど
それがあなたを成長させる1つのヒント
他人にどう思われたいとか、あの人が羨ましいとか、
理想にちっとも近づけていないことに気付いて落ち込んでも、その後の考え方次第であなたは成長できる。
できなかった分は他人に教えられるし、その時はきっと愛と優しさが詰まっている。
そっか、そうだねぇ
今ね、あの旅先のホテルのおじさん思い出したよ。
彼すごく優しかった。私に向けた笑顔は彼にとってなんでもないものだったろうけど、私の物語ではすごく重要で忘れられないものになった。
優しさって目に見えるものじゃない。経験した人にしか分からない、過去の心の傷を覆い隠したもの。
いつか私の傷も過去になる。そうしたら、同じように苦しんでる人を守ってあげよう。
#神様が舞い降りてきて、こう言った
私が見てたところに答えはなかった。あの人が教えてくれたよ。ありがとう、机の上はちゃんと整理整頓しなきゃだね。
あなたの声を聞いてるとカラオケ、行きたくなるじゃない。男性の高い声が好きなんです。でもね綺麗なところばかり見てるから後頭部の寝癖とか、くしゃみの声?、とか発見しただけでも。おや、間違ったかなって、これで最後かなって、呼吸が荒くなって思わず自分に嘘をつきたくなるよ。
どう走ったら私は満足するんだろ。どこを目指せばいいんだろう。答えは私の視線の先にはないのかもね。
#視線の先には
大学3年の秋、私は就職活動を始めた。既に就活を済ませた友人からアドバイスを貰う。「不採用通知来たらめっちゃ落ち込むから、本当に行きたいとこだけ応募しな。」素直じゃない私は片っ端から履歴書を送って片っ端から落ちたな。そして心に疲労感を抱くようになった。本当の自分が分からなくなる中で、日々未来への不安と闘った。体が緊張してるのか夜も眠れなかったし、やっと眠れてもすぐに目が覚める。そしてよく夢を見た。高いところから落ちる夢。精神的に疲労してるのは自覚していたが、多分それほどではなかったと思う。
#遠い日の記憶
自己中だなーと思う。気まぐれで飽きっぽくて他人に厳しい、無意識に自分の過ちを他人のせいだと考えようとする、まじの糞野郎だ。今日もなにかと理由つけて逃れようとしてたな。自分の願望を言葉にしないで押し付けようとしてたな。
どうしてかな。友達と思えば気が楽だけど好意を持たれてるなって察知したとたん、あなたのこと「こいつ」扱いで、粗探しが始まる。自分は何も持っていないのに何もかも手放そうとし始める。
でもね、私にも言いたいことがあるんだ。少なくともあなたを好きになれないのは私のせいではない。たまに好きになる努力をするって人がいるけど、それは私にはできない。努力しないといけないってことは好きを押し付けられてるってことだと思うから。それなら私も誰かに好きを押し付けてる方がきっと幸せになれる気がする。寄り添うって難しいんだね。あなたが私に違うベクトルから寄り添おうとするから気付けたよ。自分のために自分のことが好きになれることをした方が相手のためになる。多分これを私はあなたに押し付けたいんだ。空を見てたらたくさん考えることがあるね。
#空を見上げて心に浮かんだこと
「今日は雨ですが何してますか?私は昼寝してたらこんな時間になってしまってました。」
窓越しに見えるベランダの手すりに伝う雨の雫を目で追いながら、送りもしないメッセージを考えてみる。恋い焦がれている状態とはこのことか。今までなら自分の気持ちに素直に行動できたじゃないか。気になる人に気になるアピールのメッセージなんか簡単だ。でも今回それができないのは本当に彼が魅力的で尊いからなのか。友達感覚でアプローチできないものか。そんなことを考えに考えて早1週間がたった。こんなことなら連絡先なんか交換しなけりゃよかった。
16時くらいから昼寝して起きたら21時だった。ぐっすり眠って思考がクリアになったところでぼんやり聞こえる雨の音というのはこんなにも切ないものだったか。私は起き上がって冷やしておいた紅茶を飲む。テレビをつけると神奈川県の小さなお店を紹介していた。その店の店主は代々受け継がれた手法で商品を作っているらしい。変わっていいものと変わらない方がいいもの。自分はきっと変わらなくちゃいけない人だ。堂々巡りにため息なんかついてちゃ何にも始まんないだろ。さあ、今日はもう終わろうとしている。
#窓越しに見えるのは