宮平和実

Open App
6/8/2025, 4:38:04 AM

「夢見る少女のように」

 夢見る少女のように、私は、少女漫画を読んでいた。

6/6/2025, 4:04:09 PM

「さあ行こう」

「さあ行こう」
 君は私に、手を差し出す。
「うん」
 私は、君の手をとり、一緒に走り出した。
 君と見た世界は、美しい景色が一面に広がる世界だった。

6/5/2025, 12:26:54 PM

「水たまりに映る空」

 水たまりに映る空を見た。
 珍しい二重の虹だった。
 すごくラッキーだと私は、思った。

6/4/2025, 3:40:51 PM

「恋か、愛か 、それとも」

「君の、私への思いは、恋か、愛か 、それとも⋯」
 彼女が何か言ったが、雨音で聞き取れなかった。
 聞き返したが、彼女は答えてはくれなかった。
「さようなら」
 彼女は足早に僕から去っていった。
 僕達が会ったのはその日が、最後になった。
 

6/3/2025, 3:32:15 PM

「約束だよ」

 君が、引っ越しをする前日。
 僕達は、いつも集まる公園で話した。
 「私の事を忘れないで、約束だよ。また会おうね」
 「うん。僕の事も忘れないで」
 「もちろん。忘れない」
 君の後ろ姿を見えなくなるまで、僕は、見つめていた。
 それから、何年間か経ったが、君と再会する事はなく、日々が過ぎていく。
 君に、また会える日を信じて僕は、日々を過ごしている。

Next