「約束だよ」 君が、引っ越しをする前日。 僕達は、いつも集まる公園で話した。 「私の事を忘れないで、約束だよ。また会おうね」 「うん。僕の事も忘れないで」 「もちろん。忘れない」 君の後ろ姿を見えなくなるまで、僕は、見つめていた。 それから、何年間か経ったが、君と再会する事はなく、日々が過ぎていく。 君に、また会える日を信じて僕は、日々を過ごしている。
6/3/2025, 3:32:15 PM