宮平和実

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6/4/2025, 3:40:51 PM

「恋か、愛か 、それとも」

「君の、私への思いは、恋か、愛か 、それとも⋯」
 彼女が何か言ったが、雨音で聞き取れなかった。
 聞き返したが、彼女は答えてはくれなかった。
「さようなら」
 彼女は足早に僕から去っていった。
 僕達が会ったのはその日が、最後になった。
 

6/3/2025, 3:32:15 PM

「約束だよ」

 君が、引っ越しをする前日。
 僕達は、いつも集まる公園で話した。
 「私の事を忘れないで、約束だよ。また会おうね」
 「うん。僕の事も忘れないで」
 「もちろん。忘れない」
 君の後ろ姿を見えなくなるまで、僕は、見つめていた。
 それから、何年間か経ったが、君と再会する事はなく、日々が過ぎていく。
 君に、また会える日を信じて僕は、日々を過ごしている。

6/1/2025, 1:00:40 PM

「雨上がり」

 雨上がり。
 雨上がりに空を見上げると、虹が見えた。
 綺麗だった。
 虹と雨上がりの匂いがわたしは好きだなぁと差していた傘を閉じながらわたしは思った。

6/1/2025, 9:14:05 AM

「勝ち負けなんて」

 「勝ち負けなんて関係ないよ。貴方がどれだけ頑張ったかが、大事なんだよ」
 試合で負けて落ち込んでいる僕に、君はそう言った。
 「うん」と僕は、うなづいた。

5/30/2025, 1:14:35 PM

「まだ続く物語」

 僕は、転職活動をしている。
 今日、面接の結果が届いた。
 メールを見ると、不採用だった。
 ショックだった。
 それでもどこかで働いている自分の姿を想像する。
 僕の物語は、まだ続く物語だ。

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