「ふとした瞬間」
ふとした瞬間の君の表情が僕は好きだなぁと君を見ながら思う。
「どんなに離れていても」
僕は、駅に向かう途中で、どんなに離れていても心や空はつながっているというキャッチコピーが書かれた広告を見た。
どこかで、聞いた事や見た事があるような言葉だった。そのキャッチコピーが、今の僕には、すごく心に響く。
この間、異動の通知が出て、僕は、親友とは別の場所で働く事になり、さみしいなぁ。と思っていたからだ。
親友にお互いに頑張ろう!とLINEでメッセージを送って僕は、駅に向かった。
「こっちに恋」「愛に来て」
高校の教室で、みんなが帰宅し終えた後に私は、クラスの日直日誌を書いていると、彼氏からLINEでメッセージがきた。
画面を見ると、
「こっちに恋」と書かれていた。
私は今、学校で流行りのやつだと思った。
友達との話で、話題に上がったから私も彼としてみたいなぁと思っていた。
私は、「愛に来て」と返信した。
「今、学校中のカップルで流行っているから、君にLINEでメッセージを送ってみたよ」と彼氏から返信がきた。
教室のドアが開いた。
「愛に来てって君が言ってたから来たよ」
彼氏がそう言いながら私のクラスの教室へ入った。
彼氏が私の席の前に、来た。
「日誌、書き終わった?」
彼氏が、首をかしげながら言った。
「うん。終わったよ。教室の鍵を閉めて、職員室に鍵と日誌を渡したらおしまい」
私は日誌と自分の荷物を持ちながら言った。
「じゃあ俺もついていくよ。一緒に、下校しようよ」
「うん!ありがとう」
私は、教室の鍵を閉めながら言った。
鍵と日誌を職員室に渡した私達は、下校した。
下校途中で、2人並んで歩きながら私達は、話す。
「そういえば、さっきの流行りのメッセージを送り合ったカップルは、幸せになって別れないってジンクスがあるみたいだよ。友達が言ってた」
私は、友達と話した事を思い出しながら言った。
「うん。友達から聞いていたから、知っていたよ。だって君と幸せになりたいし、別れたくないからさ」
彼氏は頬が赤くなりながら言った。
「そうだったんだ。ジンクスは知らないだろうと思っていたよ。照れてるの、可愛い!」
私は、言った。
「可愛いっていうなよ」
ぶっきらぼうに彼氏は言った。
さらに頬が赤くなった彼氏だった。
「私も君と幸せになりたいし、別れたくないよ。これからも楽しい事や色々な事、一緒にしたいし、何か困っていたら二人で乗り越えたい。これからもよろしくお願いします!」
私は、自分の気持ちを彼氏に伝えた。
「うん!こちらこそよろしくお願いします!」
彼氏は、大きく頷き、言った。
向かい合ってお辞儀をした。
私達は、また、歩き始めた。
彼氏は、手を繋いだ手を強く握った。
私も手を強く握り返した。
「巡り逢い」
「僕は君と、巡り逢い、人生が明るく豊かになった。
君にはとても感謝している。
これからも君の隣で、お互いに支え合い、笑い合っていきたい」と君に、伝えた。
君は嬉しいと言い、嬉し泣きをした。
僕は、思いを伝えられて良かった。
今日は、僕達の出会った日で、そして結婚記念日だ。
花束をお互い、購入していた事に驚き、笑い合った。
「覚えていたんだ。今日が結婚記念日だって」
君が言った。
「うん。忘れるわけない」
僕は、頷いた。
「これからもよろしくお願いします!」
君が笑顔で言った。
「こちらこそよろしくお願いします!」
僕も笑顔で言った。
これから先の結婚記念日も笑顔で二人で迎えれるといいなと僕は思った。
「big love!」
貴方へのbig love!を貴方へ伝えたいと思い立ったわたしは貴方の元へと走り出した。