4/15/2025, 12:27:30 PM
「春恋」
季節は春。
君に、恋した。
春恋だ。
4/11/2025, 7:32:32 AM
「夢へ!」
「夢へ!と走っていけー!頑張れー!」
走りながら大声で僕に君は言った。
バスの中で、僕は泣きながら君に、大きく頷いた。
あとで、お礼のメッセージを送っておこう。春は別れの季節だなと思った。そして、出会いの季節でもあるから、新たなる出会いにわくわくと不安を感じながら、僕は、夢へと走っていこうと故郷からどんどん離れていくバスに乗りながら思った。
4/9/2025, 3:33:36 PM
「元気かな」
「元気かな。あの子」
僕は、独り言をつぶやく。
春休みに仲良くなった子がいた。
連絡先を交換したけれど、お互い、大学の勉強を優先したいと話し合って、どうしても話したい、会いたいと思った時だけ、連絡を取るようにしている。
僕は、また会える日まで頑張ろうと思った。
4/8/2025, 3:00:17 PM
「遠い約束」
いつ、だったか。
僕は君と、約束をした。
随分、長くかかってしまった。
遠い約束。
「やぁ!やっと迎えにこれたよ。待たせてごめんなさい」
僕が君に、言った。
「いいよ。絶対に君は私を迎えに来るって信じて待っていたから」
君は、手を伸ばした。
僕は、君の手をつかんで、一緒に、城の外へと出た。
これは、囚われていた姫とその姫を助けた勇者の話。
「私の、私達、二人の物語がここから始まるのね」
君は、呟いた。
僕は、強く頷いた。
4/7/2025, 2:10:58 PM
「フラワー」
「綺麗なフラワーだねぇ!」
外国から帰国して君は、公園に咲いている花々を見て、言った。
少し英語まじりに言う君の表情は、花が咲いたように笑顔だった。