「脳裏」
脳裏に浮かぶのは、君と見た美しい景色と君と子供達の笑顔だった。
僕は、単身赴任をしていて、家族とは離れて暮らしている。
さみしいと思うこともあるけど、君と子供達の笑顔を思い出すだけで、なんとか仕事を頑張れる。
今度の休みは、家族の元へ帰る事にした。
久しぶりに君に会えるから、ワクワクしている。
カレンダーを見て日付を確認して任期が終わるまで、あと少しだなと僕は思っていた。
「意味がないこと」
僕には、意味がないことでもしてしまう癖がある。
それは、ペン回しだ。
幼い頃に、練習して出来た時は嬉しかった。
出来るようになったのが嬉しくて、ペン回しをずっとし続けた時があった。
幼い頃から長い年月が経ち、考え事をしている時など、無意識にペン回しをしてしまう事が増えた。
やめようと思ってもなかなかやめられないので、ペン回しをした後に、意味がないことだなと思う僕だった。
「あなたとわたし」
あなたとわたしは、性格がまるで違う。
最初、出会った時はこの人とは性格が全然違って相性は合わないだろうとわたしは、思っていた。
だが、関わり合う内に、性格は全然違うのに、なぜか居心地が良いと思う事が増えた。
話をして楽しいし、考え方も違うけれど、そんな考え方もあるのか!と感心した。
あなたのおかげで、色々な考え方が出来るようになった。これから先、悩む事や困難があっても乗り越えていけそうな気がするとわたしは思う。
今では、好きなアーティストや俳優さんのライブや映画を一緒に見て、楽しめるほどに仲が良い。
こんなに、あなたと仲良くなれるとはあなたと出会った当時のわたしに伝えたら、驚くだろうと想像する。
あなたとわたし。これからも仲良しでいたいなぁと思う。
「柔らかい雨」
柔らかい雨が降る。
気持ちいい雨の音が心に染み渡っていくと私は傘をさしながら思うのだった。
「一筋の光」
君は僕の一筋の光だ。
君を見ているとそう思う。