「入道雲」
空を見た。青空に、入道雲。
夏が本番だと僕は思う。
「夏」
気温がかなり高く、強い日差しの中を歩くと、すごく暑い。
こんな暑い日にはかき氷が食べたくなる。
家でかき氷機を使って、かき氷を食べたいと歩きながら私は、思う。
この前、ひまわりを見た。私は、ああ。もう夏だなと思った。
「ここではないどこか」
学生の時、こんな狭い世界にいたくない!もっと違う世界へいきたい!とそう思っていた。
大人になった今、社会人として日々を生きる中でふとした時に、ここではないどこかに行きたいと思うようになり、旅行が趣味になった。
私が旅行へよく行くのは、ここではないどこかを探す旅をして目的地に着いた時、ここではないどこかへ来たようなそんな気がするから。
そして、また日々の日常へ戻っていく。
ふとした時に、また旅行に行き、旅をして、私のここではないどこかはいつか見つかるだろうか。きっと見つけてみせる!と私は、晴れ渡る空を見ながら思う。
「君と最後に会った日」
今日は、君と二人で映画を観に行った。
映画を見た後、喫茶店に入って、お互いに映画の感想を話した。
「今日は、楽しかった!また映画、観に行こうね!」
そう言って笑う君を見ていると、ああ。行って良かったなと、僕は思う。
「うん。そうだね!」
そういえば誰かと一緒に映画を観たのは久しぶりだと僕は思った。
「じゃあまたね!」と手を振って去っていく君。
僕も手を振り返した。
後日、君が事故で亡くなって、もうこの世界のどこにもいない事を僕は知って、ショックを受けた。
映画を見た日が君と最後に会った日になった。
僕は君の事を忘れないし、君と見た映画の内容を忘れないだろう。
「繊細な花」
小さい頃から君は繊細でこころ優しかった。
大人になった君は、繊細でこころ優しく強い、容姿が綺麗な女性になった。
君は繊細な花でこころ優しく強い人だと、僕は君の隣にいて思うようになった。
これからも隣にいたいと僕は思う。