「好き嫌い」
「好きなものは好き!嫌いなものは嫌い!そう言っていいのは、子供だけだ」
私は、子供の頃に親からそう教わった。
それから私は、嫌いなピーマンを食べる事が出来るように克服をした。
大人になってなんとかピーマンは食べられるようになったが、やはり今でもピーマンは嫌いだ。
大人になった今、たまには好き嫌いをしてみたくなる時があり、たまにはいいかと私は思う。
「街」
僕の故郷の街には、一つのルールがある。
それは、「広い世界を知るために、一度は街を出て、そしてまたこの街に戻って来る事」だ。
街を出る時、僕はすごく寂しかった。この街には心優しい人達が、たくさんいて、毎日が楽しかったから。
街を出た後は都会で暮らし、仕事をし、多くの人と出会い、様々な出来事を経験した。広い世界を知る事が出来たと思う。
僕は今日、故郷の街へ家族を連れて戻ってきた。
「懐かしいな」
街の風景を見た時に、僕は呟いていた。
僕は、街の風景が好きだった事を思い出した。
この街での新しい生活が今から始まるんだ。と僕は思った。
「やりたいこと」
「私のやりたいことか」
自室で独り言を呟く。
学校でやりたいことについて作文を書くという課題が出た。
「やりたいこと。あっ!」
やりたいことについて考えているうちに、昔、友達と語り合った夢の話を思い出した。
やりたいことなんてないだろうなと思っていたけれど、私は、やりたいことがあったんだ。なんで忘れていたんだろうと私は思った。
「イラストで賞を取る事」と作文に書いて提出した。
時間はかかるかもしれないが、今からでもやってみようと思う。
「朝日の温もり」
「温かいな」
私は朝日の温もりで目を覚ました。
久しぶりによく寝た。
また一日が始まる。とそう思い、自室を出た。
「岐路」
僕は、人生の岐路に立っている。
どの道が正しいのか分からないけど、自分が選んだ道を進んでいこうと思う。