宮平和実

Open App
6/9/2024, 11:14:16 AM

「朝日の温もり」

「温かいな」
 私は朝日の温もりで目を覚ました。
久しぶりによく寝た。
 また一日が始まる。とそう思い、自室を出た。

6/8/2024, 12:20:54 PM

「岐路」

 僕は、人生の岐路に立っている。
 どの道が正しいのか分からないけど、自分が選んだ道を進んでいこうと思う。

6/7/2024, 2:22:36 PM

「世界の終わりに君と」

 SNSやテレビなどで「世界が終わる。そして世界が終わる時には世界中に鐘の音が鳴り響く」という情報が流れた。

「嘘だろ?」
 僕は、冗談だと思った。
 家の廊下を急いで走っている音がする。
 ドアが開いて、君が部屋の中に入った。
「ねぇ!君も見た?世界が終わるっていう情報!」
君が言った。
「うん。見たけど。冗談だろ?」
「それが、冗談じゃないみたいで」
「まじで?」
「うん」
「じゃあ、世界の終わりに君は何をしたい?」
「私は、君と世界一綺麗な景色を見たい!」
「じゃあ行こうか」
 僕がそう言うと、君は嬉しそうに頷いた。

 世界の終わりに君と世界一綺麗な景色を観に来た。
「きれいだね」
「うん」
 僕たちは、綺麗な景色をただ見ていた。
「僕は、世界の終わりに君と、綺麗な景色を見れて良かった」
「うん。私も良かったよ」
  
 僕たちは帰宅し、美味しいものを食べたり、二人でゆったりと過ごした。
 僕たちは、最後まで一緒にいた。
「僕は、最後の時まで君と一緒にいれて良かった」
 僕が呟いた。
「私も君と一緒にいれて良かった」
 二人、笑い合っていた。
 世界が終わる時を知らせる鐘が世界に鳴り響いた。
 僕たちは、手を繋いで、目を閉じた。

 そして、何もかも無くなった。


6/6/2024, 11:57:44 AM

「最悪」

 仕事帰りに買い物をして帰宅する途中に嫌いな人を見かけた。
「最悪だ」とつぶやく。
 相手も私に気付いたようで、声をかけようとしているのが分かったので、その場を離れた。
 その日は最悪な日になった。

6/5/2024, 11:36:57 AM

「誰にも言えない秘密」

 誰にも言えない秘密。それはだれにも言えない。絶対に知られないようにする。
 もし秘密を知られたら、私はトボケるだろうな、きっと。

Next