「桜散る」
この前、お花見をした場所にまた二人で来た。
ベンチに座り、桜を見ていた。
「ああ。君と見た桜も散っているね」
「ほんとだね。桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど君はどう思う?」
「私は、たしかに桜が散るのも綺麗だなぁって思うけど、なんだか春が終わる気がして寂しいな」
「そっか。そうだね」
「この前も言ったけど、また二人で桜見よう」
「うん!」
「さて、帰ろうか」
「うん。桜、またね!」
桜に別れを告げ、私達二人は日常へと戻っていくのだった。
「夢見る心」
部屋の整頓をしていたら、ノートが出てきた。
ノートに書かれていたのは、作家になりたいという夢が書かれていた。大人になって日々の中で忘れてしまっていたが、私にも夢があった事を思い出した。今からでもしてみようか。諦めず、夢を追いかけよう。私の夢見る心を大切にしたい。
「届かぬ想い」
私は君の事が好きだけれど、君はあの子が好きなの知ってるよ。
私の気持ちは、君へは届かぬ想いなんだ。
「神様へ」
神様が本当にいるのなら、神様へ願い事を書こうと思った。
神様へ
神様、みんな私も含め、生きづらくてしんどい人達が多いのです。
どうかみんなが生きやすい世界になってほしいです。願うのはそれだけです。
「快晴」
「今日は、晴れてるね!」
カーテンを開けて窓を開け、私は言った。
「快晴だ!」と彼が言った。
最近は、強風や雨が降ったりしたからお出かけができなかった。
「一緒にお出かけする?」と首を傾げながら、彼が言う。
「うん!ずっと君とお出かけしたいなぁって思ってたから行こう!」と私が言うと、彼は嬉しそうに笑った。
外に出ると、雲一つない空で綺麗な青空が広がっていた。
「今日のお出かけ、楽しみだ!」と彼が言い、
「うん。楽しもうね!」と彼に笑いかけた。
快晴だと、気持ちが明るくなる。君と一緒だからどこまでも行けそうだなと思った、休日だった。