8/12/2024, 7:10:02 PM
『君の奏でる音楽』
まるで、君自身を描いているよう。
何にでも喰らいつき、
がむしゃらに、傲慢に挑む姿とぴったり重なる。
でもその中には、強く見えて、拙く、
柔らかく、弱い部分がある。
何度耳に入れても痛くない、
芯の強いメロディー。
君の取り組む姿の裏に、数え切れないほどの努力
と、袖で拭った涙の欠片が見えてくる。
まるで、君の人生そのものを、奏でているよう。
何度でも、何度でも。
それが、君の奏でる音楽。
8/9/2024, 10:41:29 AM
『上手くいかなくたっていい』
なんだか、
生きていると、時々苦悩する。
人生80年、いや、100年。
1日を大切にと、よく言われる。
それでも、
上手くいかなくたっていい。
明日があると、信じて。
それでも、
気付けば自分に明日がないことを知る。
上手くいかなくたっていい。
最期に、後悔が無いのならば。
8/9/2024, 1:12:38 AM
『蝶よ花よ』
春になると訪れる、旅人
誰にも知られぬまま、静かに消える。
どことなく、
おしとやかに。
美しく散れ
蝶よ、花よ
今のまま。
8/3/2024, 11:08:40 AM
『目が覚めるまでに』
彼女には何も言わずに。
昏睡状態の彼女を、いつまでも幸せにするために
幸せな夢を見るんだ
彼女の目が覚めるまでに
君が笑っていられる世界を。
8/1/2024, 6:30:16 PM
『明日、もし晴れたら』
真夏の晴天、
肌に刺さるような陽の光。
身体にまとわりつくような暑さ
輝度で開きづらくなる目。
川だとか、プールだとか、海に行きたい。
暑い空気が、まるで嘘みたいに、
さらりさらりと風が吹き抜けていく。
泣いていた君も、きっと、これで止むだろう。
どこへでも。
明日、もし晴れたら。