ゆーがめ 普通イカの高校生

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7/5/2024, 10:31:27 PM

『星空』

夏の日の夜、一番暗い時間に空を見上げると、
数え切れないほどの光が、点々と空を覆っている。
息をのむほどに美しく、
目を見開くほどにたくさんの星が輝いていた。
そこには、ちらりと、
落ちながら線を描くものもあった。

けれど、もうこの場所では見られない。
夜でも明るいこの街は、眠らない街。
昔のような星は、もうここでは見られない。
いつの間に、変わってしまったんだろう。
自然な星の明るさから、
人工的な街の明るさまで。
なんだか、汚れてしまったような、気がする。

7/3/2024, 4:21:44 PM

『この道の先に』

どうなっていくんだろう
どう変わっていくのだろう。
必ずある、人生の分かれ道でこの選択をした私は
このあと、どうなるんだろう。
どんな未来が待っているのだろう。
六分の不安と四分の期待で足がすくむ。

それでも、自分が選んだこの道の先には、
何が待っているのだろうと、少々の期待を込めて
己の判断を信じて、前へと進む。
そして、邁進。

7/2/2024, 2:18:16 PM

『日差し』

ギラギラと輝く、夏の光は、
私の肌を強く突き刺す。
流れる汗。
ジリジリとした熱気。
その元凶のアイツを見上げると、
目が焼けそうなくらい眩しくて、痛い。
その真下にいるだけでも、汗が流れ落ちる。

だから夏は嫌いだ。
いつまでも、鬱陶しいくらいに私を照らす。
───照らさなくても輝いているというのに

6/30/2024, 10:19:47 AM

『赤い糸』

運命だなんて、言わないで。
運命の赤い糸で繋がれてるなんて、
見えない糸を、
存在しない糸を、
わたしを縛り上げるのは、
もうやめて

そんな運命がなくても、繋がってるから。

ずっと夢であってほしい。
辛い現実に、いてほしくない。
そんな世界に、あなたを巻き込みたくない。
だって、貴方が好きだから。

6/30/2024, 9:53:38 AM

『入道雲』

夏になるとよく見る、あの雲。
ときに、あの雲のおかげで
たくさんの人が苦しんでいることを、
あの入道雲は知っているのだろうか。

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