ゆーがめ 普通イカの高校生

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6/26/2024, 11:24:11 AM

『君と最後に会った日』

いつものように、会話をした。
いつものように、ばいばいと手を振った。
いつものように、また明日といい、
いつものように、その明日が来る。

──そう思っていた。
そんなはずがない。

そして君は、いなくなってしまった。
いつものように、「また明日」会えると思った。
でも、そんなはずがなかった。

君と最後に会った日、
僕は別れの言葉すら言えずに。
彼とはもう話せない。

それが、彼との最期だった。

6/25/2024, 12:08:28 PM

『繊細な花』

繊細で秀麗、また豪華絢爛
そんな花を、僕はまた見つめる。
眉目秀麗、泰然自若。
完璧のような、花。
世界でたったひとつだけの花。
その花に、僕は恋をした。

繊細な花。
容姿端麗。衆目美麗。
世界でたったひとつだけの、
繊細な君に。

6/24/2024, 1:48:27 PM

『1年後』

何をしているかは分からない。

それでも、

1年後、自分がどう有れるのか。

願わくば、

この未来に

ほんの少しの祝福を。

6/23/2024, 12:01:16 PM

『子供の頃は』

今になって思う、後悔。
未来に、夢を見ていた幼き頃。

子供の頃。
周りは大人で、
それを羨み、
それはそれは非常に妬ましいものであった。
自分よりも自由度が高く、
考える時間もなしに、すぐに答えが出る、
そんな、自分よりも年上の人の存在が、
とても羨ましいものであった。

そして今。
段々と現実が汚く見えてくる。
周りの大人の裏が見えて、
何が綺麗で、何が汚いのか。
それがすべて汚く、薄汚れている世界だと
だんだんと、そう気付いてきてしまった。
自分よりも年上の人は醜く、
羨むものなど何もない。
ただ厳しい世界だけが垣間見えてきて、
社会の醜さを体感する。

純粋無垢だった、あの頃。
あの、子供の頃。
こうなりたい、と夢を持ち、
希望に溢れ、
目を輝かせたあの頃に、
また戻りたい。
現実を知らないまま、
過ごしていたい。
それでよかった。夢を見るだけ。
それでよかった。想望するだけ。
どんな大人になりたいか。
それでよかった。
子供の頃は。

6/21/2024, 2:24:38 PM

『好きな色』

この世には、色なんて無限大にある。
少しの色味の違いで、まったく違う色にもなるし、見分けがつかないくらいの色にもなる。
これは、きっと私達人間も同じ。
私達が好きな「色」を探したとき、
惹かれた色を持っている人に、惚れる。

全く違う色は、喧嘩して、
同じような色は、馴染み合う。

でも、すべてがそうってわけじゃない。
例えば、青、赤、黄色は全く違う色だけど、
混ぜれば黒となり、
混ぜなくてもうまく置けば、
綺麗な色になる。
逆に同じような色どうしでは、
平坦になり、代わり映えがしない。

だからこそ色の世界は広く、深く
馴染み、そしてまた深く、淡く。

何億兆とある色は、私達、人間みたいで
色が、それぞれの個性で
色の差が、それぞれの可能性
…なのかもしれない

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