ゆーがめ 普通イカの高校生

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6/21/2024, 2:24:38 PM

『好きな色』

この世には、色なんて無限大にある。
少しの色味の違いで、まったく違う色にもなるし、見分けがつかないくらいの色にもなる。
これは、きっと私達人間も同じ。
私達が好きな「色」を探したとき、
惹かれた色を持っている人に、惚れる。

全く違う色は、喧嘩して、
同じような色は、馴染み合う。

でも、すべてがそうってわけじゃない。
例えば、青、赤、黄色は全く違う色だけど、
混ぜれば黒となり、
混ぜなくてもうまく置けば、
綺麗な色になる。
逆に同じような色どうしでは、
平坦になり、代わり映えがしない。

だからこそ色の世界は広く、深く
馴染み、そしてまた深く、淡く。

何億兆とある色は、私達、人間みたいで
色が、それぞれの個性で
色の差が、それぞれの可能性
…なのかもしれない

6/20/2024, 1:35:16 PM

『あなたがいたから』

私は、もう諦めかけていた。
この厳しい現実に、打ちのめされて、
立ち上がることさえ
正直、もう嫌になってた。
──でもその時、助けてくれたのは、
いつも貴方だった。

いつも、私のそばにいてくれて、
いつも、私の手助けをしてくれる。
今、この明るい現実があるのはきっと、

あなたがいたから。

落ち込んだときも、辛いときも、苦しかったときも、立ち直れなかったときも、
いつも励まして、私を助けてくれたのは、
貴方だったから。
───あなたがいたから、今の私がある。

ありがとう、今まで
ありがとう、さようなら
ありがとう、最愛の
ありがとう、 。
私の心の中にいる、
あなたへ。

6/20/2024, 2:52:32 AM

『相合傘』

見ているだけで腹が立つ。
友達だった彼らに。

はじめて、仲がいい友達ができたと思った。
クラスは違うけど部活は同じで、趣味や好きなものの話をするのが楽しかった。
男の子一人、女の子一人、そして私、の三人のグループだった。特に男女なんて気にしなかったし、相手も気にしていなかった。
それなのにある日突然、女の子の方が、私に言ってきた。
「えーと、私達、付き合いました☆」
なんて。
なんだか、裏切られた気がした。
別にその男の子に恋心を抱いていた訳ではないけれど、なんだか裏切られた気分。

そしてとある日、
ふたりが物陰で顔を近づけてるのを一瞬見た。
そしてとある雨の日、
ふたりが相合傘をしているところを見た。

見ているだけで腹が立ってくる。
──友達だったのに。


この98%はホントの話。

6/18/2024, 12:13:52 PM

『落下』

見せて
そう言われた瞬間に、身体が軽くなる。
身体の向きを変えてみると、
目を丸くして、こちらを見る彼女。
スローモーションのように、コマ送りで流れていく視界。
アニメーションのように、ただ淡々と0.03秒ずつ流れていく画像。
地上を背にした背面からは、凄まじい風が吹く。
髪は揺れ、重力に逆らい、
身体は落ち、重力に逆らうこともなく。
慣性なんて嘘のように。

強く、強く、
地面に叩きつけられる。
そうか。
文字通り、私はあの子の足元ってことか。
文字通り落ちて、
堕ちたのか。
『未来』なんてない、この現実に。

6/17/2024, 11:34:35 PM

『未来』

過去は過去で、
未来は未来
なんて思うけど、
1秒先の未来なんて現在だし、
すべてがそんなはっきりとした未来じゃない。

未来の僕らへ。
遠い、未来の僕らへ。
10年後の未来がどうなるかなんて、
わからないけれど
きっと
この未来が眩しくなるみたく
なんとなくでいい。
こんな未来になれと、
なんとなく、
未来の、希望を願う。
その希望が、
どんなに遠くとも。

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