ゆーがめ 普通イカの高校生

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6/3/2024, 10:18:38 AM

『失恋』

よく言われるのは、
夏の恋はすぐ終わるってこと。
失恋ソングなんて苦笑してしまうほどどうでもいいし、
ましてや恋愛ソングなんて知ったこっちゃない。

失恋
恋愛が失敗したときに使う言葉。
───でもそれって、ほんとに失敗だといえるのか
たしかに、その人とはもう恋愛はできないかもしれない。
けれど、自分自身が恋愛できなくなったわけじゃない。
人を好きになることの、何がいけない。
好きだと思ったから、好きになっただけ。
ただ、それだけ。

失恋は、失敗じゃない。
また、探そう。
新しい恋を。

6/2/2024, 3:32:38 PM

『正直』

誰にでも見せる嘘の私。
誰も知らないホントの私。
この世界が嘘で出来ているから
私も嘘で成り立っている。

誰かに何かを言われても、
思ったこととは違うことで言い返す。
正直、
私の本心は別にあるけれど
それをさらけ出すのは、
こんな文章だけ。
1歩現実に戻れば、私じゃない、私。

正直。
もしそれで世界が出来ていたなら
私はどうなっていたんだろう。

と、正直、思う。

6/1/2024, 10:59:23 AM

『梅雨』

とある、水無月の日。
窓の外から、蛙の声と、雨の音がぽつぽつと聞こえる。
何故いつも梅雨の季節になると、雨が降るのだろう。
そう考えたみた。

じめじめと、しとしと と、降る雨。
誰もが嫌う季節。

でもそれは、きっと春と夏を引き立たせるための役。
春と夏はカラッと
梅雨の季節はじめじめと。
そう引き立たせるための役。

だから、しとしと と、
悲しまざるをえないのかも、しれない。

5/31/2024, 11:10:17 AM

『無垢』

彼女は、特別な存在。
こちらを向いたときの、丸い瞳。
浅く、広い人脈。
誰とでも和解できる彼女は、
その性格で周りを惹き付ける。

良く言えば無垢な彼女は、
悪く言えばバカで、
でもそれが彼女の魅力のひとつで、
彼女のアイデンティティ。

無垢な彼女は、
周りの誰よりも、
輝いていた。

5/28/2024, 2:47:48 PM

『半袖』

じりじりと太陽が照らす中、
少しの風が、さらりと吹く。
そんな、とある真夏の日。
彼女は顔に手を当てて光を遮り、
はっきりと、僕に微笑んだ。

リボンがついた麦わら帽子に、
花がついたかわいいサンダル、
そしてシルクであしらわれた、白い半袖の、綺麗なワンピース。
暑い中でも涼しく輝く彼女に、
僕は目が離せなくなる。

風になびく彼女のワンピースは、
ふわりと、柔らかい動きで彼女を引き立たせる。

その半袖のワンピース、
よく似合っているよ

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