ゆーがめ 普通イカの高校生

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5/31/2024, 11:10:17 AM

『無垢』

彼女は、特別な存在。
こちらを向いたときの、丸い瞳。
浅く、広い人脈。
誰とでも和解できる彼女は、
その性格で周りを惹き付ける。

良く言えば無垢な彼女は、
悪く言えばバカで、
でもそれが彼女の魅力のひとつで、
彼女のアイデンティティ。

無垢な彼女は、
周りの誰よりも、
輝いていた。

5/28/2024, 2:47:48 PM

『半袖』

じりじりと太陽が照らす中、
少しの風が、さらりと吹く。
そんな、とある真夏の日。
彼女は顔に手を当てて光を遮り、
はっきりと、僕に微笑んだ。

リボンがついた麦わら帽子に、
花がついたかわいいサンダル、
そしてシルクであしらわれた、白い半袖の、綺麗なワンピース。
暑い中でも涼しく輝く彼女に、
僕は目が離せなくなる。

風になびく彼女のワンピースは、
ふわりと、柔らかい動きで彼女を引き立たせる。

その半袖のワンピース、
よく似合っているよ

5/26/2024, 12:57:41 PM

『月に願いを』

願い事。
誰に言っても、
何を言っても、
届かない、この願い。

真っ暗な空にぽつんと浮かび、
ぼんやりと光る、この月夜。
あの少しの光が、
私に一人の時間を与えてくれる。
あの少しの光が、
私の心を浮かせてくれる。

願い事。
星に願いを。
流れ星よりもっと明るく
月に願いを。
太陽よりもっと美しく
この月夜に、
願わくば。

5/25/2024, 10:20:23 AM

『降り止まない雨』

梅雨。
もうそんな季節か。
窓の外では、しとしと と雨が降っている。
それは紫色や蒼色に染まった紫陽花に落ち、
ぽたぽた、と滴っていく。
それは、なんだか悲しい音。

そしてまた、数滴、水が滴る。
それは、なんだかしょっぱくて、
なんだか悲しい雨音。
それは、私の頬を伝って、滴る。
でもそれは、
ごくたまに、
笑みから溢れる雨だった。

5/24/2024, 10:59:55 AM

『あの頃の私へ』

拝啓、
あの頃の私へ。

苦しかったね。
辛かったね。
でも偉かった。
自分のために、将来のために、
今のために頑張ってた。

自分なりに、必死で苦手なことを頑張ってた。

でもね、だからこそ、
今、すっごく楽しいよ。

あのとき頑張ったからこそ、今の私がある。
だから大丈夫、
自身を持って、
未来を信じて、
突き進んでみて。

たとえそれがどんな未来であろうと、
なんとかなるでしょう?

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