1/16/2025, 12:17:06 PM
透明な涙
泣いていることに気づかれなければ、それは泣いたことにならない。
1/15/2025, 12:55:48 PM
あなたのもとへ
夫は多忙だ。仕事の連絡が頻繁にくるようで、食事中でもたまにスマホをいじっている。どうやら先方からの要望で、明後日から急に出張になったらしい。
『すまない』なんて謝る夫に、私は笑顔で送りだす。
ワイシャツから漂う甘い香水。行ったことないお店のレシート。そして女からの可愛らしいメッセージ。
私は全部、知っているのだから。
『出張』に行った夫に忘れ物を届けるため、私はGPSを確認した。
1/12/2025, 11:49:08 AM
あの夢のつづきを
良いところで目が覚めた。続きをみようともう一度目を閉じるも眠れる気配はない。
あぁもう!!
こんなことなら目覚めなければ良かった!!!!!
1/11/2025, 11:53:44 PM
あたたかいね
「数学意味わかんないんだけど」
「それね。うちらほんとに大学受かんのかなー」
「今年難しくなるっていうよね」
「それ去年の先輩たちも同じこと言ってなかった?」
「あーせめて英語だけでも簡単になってほしい!!」
入試まであと1ヶ月。学校からの帰り道、私たちは肉まんを食べながら、あとわずかな時間を楽しんでいた。
1/10/2025, 10:56:57 AM
未来への鍵
ふとした瞬間気になったもの。それが案外、自分の将来に大きく関わってくるときがある。