誰だって一度くらいはこんな場面に会ったことがあるのではないか?
それは、自分の友人どうして仲が悪くなることだ。
お互い周りの人を勝手に自分の味方だと思い込む。
正直面倒くさいんだ。
私は誰のものでも味方でもない。
ただ観客なのだ。
自分が関わっていたならば関係合うかもしれないが、
残念ながら今回は私は本当に関係ない。
片方に味方するとそれぞれ主観的な真実を伝える。
しかしそれが事実なのかはわからない。
こんな時事実を知るために話を聞かれるのは、現場を見ていた他者だ。
だから、例えばAとBが揉め事をした際、それを横で見ていたCの主張は正しいという判断がされやすい。
ただ、Cがどちらかに味方した場合、主張が正しいと判断されても事実ではなかったりして、片方が「冤罪」となる。
そんな時。君の友人のことを思うなら、変に敵味方作らず、遠雷を眺めるようにただ事実だけを主張しよう。
裏切られたと思われるかもしれないが、お互いにどういうところが嫌で、周りもその二人をどう思っているのかはわかるだろう。これはこれからの二人の関係改善にもしかしたら繋がるかもしれない。
*・゜゚・*:.。..。.:*・ 遠雷 ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ミッドナイトブルー。
真夜中の闇を思わせる暗い青色のことを指す。
真夜中の夜には星空がたくさん浮かんでいる。
ミッドナイトブルーは先ほど言った通り、青の仲間だ。
宇宙空間は黒ではないか?と疑問が浮かぶ。
しかし、この地球からはたくさんの星を眺めることができる。見える星も、見えない星も、この青色を作っている。光がなければこんな色はできないだろう。
ミッドナイトブルーは、上記のように暗いイメージもあるが、同時に晴れ渡った夜空のような暗い灰みの青とも言える。たくさんの星がこの空を作り出し、またその空は光り輝く星たちを引き立ててくれる。
特別に輝くものもあるが、いつだって見えないものもその美しい空を作ることに貢献しているんだ。
それを私たちに見えるようにしてくれるのが、
真夜中の青。
気が向いたら、みんなも空を眺めて一つの星々、そして空を眺めて、美しさを見つけてみて。
*・゜゚・*:.。..。.:*・ Midnight blue ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
お母さんはちょっぴり寂しい。
ずっと大切に育ててきた長男が少し離れたところの大学に行くため、独り立ちする。
喜ばしいことなんだ。
親が何故子供を世話するかというと、子供が無事巣立てるようにするためだ。
口を開けて待っていただけの子供は、いつの間にか自分でご飯が食べれるようになるのだ。
もし自分(親)が亡くなった時に、それを知っていても口を開けてただ待つことしかできない子供なんて可哀想だろう。そんなことにならないように、子供は自立する必要がある。
でも、親も一緒だ。いくら子供が親離れできたとしても、親はそれでも心配なのだ。
子供を一番応援しているのは親だ。
でもこの子はまだ大学生。助けが必要なこともあるだろう。そんな時は必要なら親として助けてる。
だけど、もしあの子が自分の家庭を持ったら、安心できるから私も子離れするね。
頑張ってね。
*・゜゚・*:.。..。.:* 君と飛び立つ *:.。. .。.:*・゜゚・*
過去の私へ
大丈夫だから安心してね
その悔しさ、今私が覚えてる。
だから、ずっと未来の私も、
きっと忘れない。
*・゜゚・*:.。..。.:*・ きっと忘れない ・*:.。. .。.:*・゜゚・*
車の中から赤信号を見ていたら、不意に涙がこぼれた。
自分でも理由はわからない。
でも、心の奥に溜まったものがあふれたのだと思う。
「ねえ、どうして泣いてるの?」
隣に座っていた子どもが、首をかしげて聞いてきた。
理由を探そうとしても、見つからなかった。
悲しいから? 寂しいから? それとも、嬉しいから?
どれも的の真ん中を射抜くようなものはない。ただ全部少しずつ違って、どれも少しずつ当たっている気がした。
「……わからない」
そう答えると、子どもは小さく笑って、私の片手を握った。
理由がなくても、涙は涙でいいらしい。
そのことに気づいたら、余計に涙が止まらなくなった。
*・゜゚・*:.。..。.:*なぜなくの?と聞かれたから*:.。. .。.:*・゜゚・*