栄養を蓄えたふかふかな壌土と
たっぷりの日差し、
そして恵みの水
成長を見守り、やがて花を咲かせる。
道端に咲く花はどうだろう。
置かれた場所でたくましく、
景色に溶け込むように咲いている。
どんな花も、見る人の顔をほころばせる。
私の人生も、花を咲かせて終われたらいいな
112:花咲いて
中身は今のまま、小学生の頃に戻りたいな
そうしたら、
早い段階で水泳教室に通わせてもらおう。
夏休みの宿題は、もちろん計画的にこなします。
六年生最後の選抜リレーでは、
あの新しいスニーカーを
履くことはしません。
幼い時は怖がる気持ちの方が大きかった愛犬には
あの頃からたくさん触れ合ってあげたい。
本当はやってみたかった運動会のバトン
勇気を出して手を上げてみようか。
やり直したいこと 今だから分かること
そんな想いも、タイムマシンに乗せて
111:もしもタイムマシンがあったなら
うーん 悩む
物質的なことなら、自分の裁量次第ってとこだから
ここは精神的なものを望みます。
「挑戦する勇気」・「ポジティブに捉える心」・「自信」
そういったものたち。
一つに絞れなかった…
こればかりは、お金払って、はいどーぞ!って訳にはいかないし。
自分にしかどうにかできないことは百も承知。
それにしても、子供のときはここまでじゃなかったと思うんだけどな~
大人になってから色々考えることが多くなってしまった。
人生の課題と思って、
とことん付き合うしかないと腹を括ってみる。
幸せになりたくて、あるいは自分をもっと幸せにするために人は何かを望むのかもしれない。
110:今一番欲しいもの
私の名前は二文字。
姉達は三文字なのに、なぜ私は二文字なの?
それがずっと気に入らなくて、
その上、ありふれた名前でつまらないと思ってた。
もっとこう、平凡でない、そして三文字の名前に
とてつもない憧れをもっていたのだ。
「有名な一宮神社でわざわざ命名してもらったのよ」
なんて聞かされても、
自分の名前に対する好感度はさっぱり上がらなかった。
それで、妹が生まれたとき、
名前の候補がいくつかあがっていて、
最後は私の「同じ二文字がいい!」の発言で
めでたく(?)妹も二文字の名前になった。
ぼんやりとその時のことは覚えてる。
それからというもの。
「私の名前もまあ悪くないか~」となって今に至る。
人って恐ろしく単純なものである。
109:私の名前
世界の広さを物語る見渡す限りの海 海 海
太陽の光が反射鏡のようにキラキラと光る水面
ざらっと足裏に触れる砂浜
肌にあたる生暖かくも清々しい風
そよぐ風に身を委ねるように揺れるヤシの木の葉
私の視線の先に広がるのは、、、
残念、これはたぶん 想像の世界。
現実世界も、自分が見たいものや綺麗なものだけを
見ていられたらいいのになぁ
108:視線の先には